2025年4月23日水曜日

妊活中、友達の妊娠を喜べないときに。私が選んだ“ちょうどいい距離感”の話


妊活中、一番辛いと感じる瞬間って、
「自分の悩みを一番分かってくれそうな友達が妊娠したとき」かもしれません。

「おめでとう」って言わなきゃいけないって分かっているのに、
心から言えない自分に自己嫌悪してしまう・・・。

そんな経験をしたことがある人、実は多いんじゃないでしょうか。

私自身も心から「おめでとう」と言えなかった経験があります。

そこで今回は、私も悩みながらたどり着いた友達との距離感についてお話していきます。

少しでも共感してもらえたら嬉しいです。


「なんで自分だけ?」と感じてしまうのは、普通の感情
 
妊活って、自分の努力だけではどうにもならないことも多く、
だからこそ、スムーズに妊娠していく友達に嫉妬してしまうこともあります。
 
でも、それっておかしいことじゃない。
近しい存在だからこそ、自分と比べてしまうのは当たり前のことです。
 
例えば、ウサイン・ボルトが足が速くても、
「なんで自分はあんなに速く走れないんだろう」なんて本気で悩まないのと同じ。

自分と遠い存在なら気にならない。
自分と似ていると思っていた友達だからこそ、感情が揺れるんですよね。



「会いたくない」と思ったら、距離を取っても大丈夫

友達に誘われても、素直に「会いたいな」と思えるなら、それはいい気分転換になるかもしれません。
でも、「なんか会いたくない」と思うなら、その理由を少しだけ見つめてみてください。
 
・相手が妊娠中だから?
・子供の話を聞くのが辛いから?
 
そう感じたらなら、自分を守るために、合わない選択をするのも大切だと思います。
無理をして関係を続けなくても大丈夫。

「今は会わない」が「もう一生会わない」ではないから。



「友達=ずっと大切にしなきゃ」じゃなくていい

私は昔からの友人もいるけど、頻繁に会うわけではないし、年に1回会えたらいいな、くらいのペース。
むしろ、妊活中にできた友達の方が、深く悩みを共有できたりして救われることもある。
 
だから、「昔からの友達を大切にしなきゃ」という思いに縛られなくてもいい。
今の自分にとって、心地よい関係だけを選べばいいんです。



妊活中は、夫との関係に目を向けるのも大切

私は、もし友達がゼロになったとしても、
夫が自分を理解してくれて、一緒に支え合えるならそれでいいと思っています。
 
・妊活の辛さを理解してくれる友達がいなくても、夫とは同じ悩みを共有できる
 
・子どもはいても夫婦関係はうまくいかない家庭もあるけど、私たちは夫婦仲良く幸せに暮らしていけてる
 
そんなふうに、自分の持っているものに目を向けてみると、少し心が軽くなることもあります。



最後に:自分を守れるのは自分

妊活中、友達の妊娠を心から喜べないというのは、決しておかしなことではありません。
 
でも、それでも「おめでとう」と伝えたあなたは、自分の気持ちに少し蓋をしてでも、相手を思いやろうとしたということ。

それって、とても優しくて、立派なことだと思います。
 
辛い気持ちの中でも、ちゃんと相手を傷つけないように振る舞おうとしている。
それだけで、あなたは十分、友達のことを大切にできている証拠です。
 
一方で、モヤモヤしている気持ちを認められているのも大事なこと。

無理にポジティブになろうとせず、「辛い」「苦しい」と感じている自分に気づいてあげることは、自分の心を守るために必要なことなんです。

このモヤモヤした感情は、あなたが誰かを思いやりながら、自分の気持ちに正直に向き合ってきた証です。
 
もし今、心が限界だと感じたら、一時的に距離を取るのも立派な選択です。

それは「友達を捨てる」ことではありません。
自分を守るための、一つの方法です。
 
また時間が経って、お互いに少し余裕が出てきたときに、自然に関係が戻ることもあります。
それまでの間は、「自分の心地の良さ」を最優先にしてもいいんじゃないでしょうか。
 
あなたのことを、一番大切にできるのは、あなた自身だから。



以上、みにぼぼでした。

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