「妊活しているけど、どこに相談すればいいかわからない」
「婦人科?不妊治療クリニック?何が違うの?」
「婦人科?不妊治療クリニック?何が違うの?」
そんなふうに迷って検索している方へ。
この記事では、私自身の体験を元に、
不妊治療クリニックの選び方をわかりやすくまとめました。
実際に私が「選ばなかった理由」や「通って良かった理由」まで正直にお伝えします。
【目次】
1、不妊治療ってどこに行けばいいの?婦人科クリニックと不妊治療クリニックの違い
2、クリニックを選ぶときにチェックしたいポイント
3、他の人は気にする?でも私が「気にしなかった」クリニックのポイント
まとめ:後悔しないクリニック選びのために
1、不妊治療ってどこに行けばいいの?
婦人科クリニックと不妊治療クリニックの違い
2、クリニックを選ぶときにチェックしたいポイント
3、他の人は気にする?でも私が「気にしなかった」クリニックのポイント
まとめ:後悔しないクリニック選びのために
1、不妊治療ってどこに行けばいいの?
婦人科クリニックと不妊治療クリニックの違い
「不妊治療ってまずどこにいけばいいの?」と検索すると、
圧倒的にヒットするのは「婦人科クリニック」「産婦人科クリニック」などよく見かけるクリニックではないでしょうか。
家から近い場所にあったり、すでにかかりつけ医がいたりすることで、「とりあえず行ってみようかな」と思う人も多いと思います。
でも、本格的に妊娠を目指して治療を始めようとしている人には、不妊治療専門のクリニックを最初から選ぶことをおすすめします。
なぜなら、婦人科は「原因を探る場所」で治療の選択肢は限られるからです。
婦人科は、不妊の原因を探ったり、ホルモンバランスを整える治療を行なったりする場所です。
例えば「チョコレート嚢胞」などの婦人科系の疾患が見つかった時、それに対する治療を行ってくれることは多いです。
しかし、「治療をして症状が改善しても妊娠には至らない」という場合、そこで打てる手が限られてしまうことがあります。
原因に対しての治療はできても、そこから先の体外受精・顕微授精といったステップアップの選択肢はないか、または紹介になることが多いのです。
一方、不妊治療専門クリニックでは、最初からタイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精など、妊娠に直結する選択肢を幅広く持っています。
私たち夫婦のケースでは、自己流タイミング法を3周期行った後、不妊治療専門クリニックで検査を行い、男性不妊が原因だと判明。しかも、重度で、体外受精や顕微授精でも難しいかもしれないという診断を最初に受けました。
その時点で、タイミング法や人工授精は選択肢にならず、最初から高度治療を選ぶしかなかったのです。
もし、婦人科を選んでいたら、「男性不妊は専門外なので泌尿器科か不妊治療クリニックに行ってください」と言われていたと思います。
このように、不妊治療専門のクリニックであれば、原因に応じた妊娠への適切なステップに進むための判断や治療がすぐにできるという点が大きな強みです。
ちょっと極端な例ですが、「目が悪いのに皮膚科に行く人はいない」ように、「妊娠したい」がゴールなのに、治療の選択肢が限られている婦人科に行くのは少しずれているような気がします。
ただ、「妊娠を本気で目指す」段階に入ったなら、不妊治療専門クリニックを選ぶべきだと私は思います。
「行く目的は何か」を考えた上で、クリニック選びをすると後悔しない選択ができます。
2、クリニックを選ぶときにチェックしたいポイント
「じゃあ実際にどこの不妊治療クリニックを選べばいいの?」と迷う方は多いと思います。
そして、調べていく中で「ここは違うな」って思ったり、通い始めて「やっぱりここは大事」と思ったことがいくつかあります。
今回は、実際に治療を受けた体験を踏まえて、「不妊治療クリニックを選ぶときにチェックしたいポイント」を紹介します。
不妊治療は1回通って終わりではなく、何度も通う必要があります。
特に、人工授精などでは、排卵日を見ながら「やっぱり明後日また来てください」と平気で言われることもあります。
でもこれは、医師が悪いわけではなく妊娠できる確立を最大限に高めるために必要なことなんですよね。
だからこそ、「通いやすさ」は絶対に譲れないポイント。
仕事帰りに寄れる場所にあるかや交通の便など、自分の住んでいる場所によって選ぶのが大事です。
クリニックによって診療時間はバラバラです。
夜8時まで開いているところもあれば、6時で終わってしまうところもあります。
私自身、仕事をしていた時期は「夜までやっているか」がかなり重要でした。
また、自分の休日とクリニックの定休日がずれていると通院が難しいこともあります。
「遅い時間まで診療しているか」「定休日はいつか」は、ホームページで簡単に調べられるので、自分のライフスタイルに合うクリニックを選びましょう。
③体外受精まで対応しているかを確認する
不妊治療では、タイミング法→人工授精→体外受精とステップアップしていくケースが多いです。
だから「最初から高度な治療も対象にしているクリニックに行っていいのかな」「一旦、婦人科で私の検査だけしてもらえばいいのかな」と悩む方は多いと思います。
だから「最初から高度な治療も対象にしているクリニックに行っていいのかな」「一旦、婦人科で私の検査だけしてもらえばいいのかな」と悩む方は多いと思います。
でも、私たちの場合は、検査で男性不妊が原因と分かり、重症ということもあって、最初から体外受精・顕微授精を行うことになりました。
このように、突然ステップアップが必要になることもあるので、最初から体外受精まで対応しているクリニックかどうかをみておくことをおすすめします。
もちろん、すべてのカップルが体外受精まで進むわけではありません。
例えば「タイミング法や人工授精までにして、それで妊娠出来なかったら治療はやめよう」と最初から決めている場合には、人工授精まで対応しているクリニックで十分です。
ですが、「できることは全てやりたい」と思っている人や、「現時点では決めきれてないけれど、状況次第でステップアップも検討したい」と考えている人にとっては、体外受精や顕微授精まで可能なクリニックを選んでおくと選択肢が広がります。
また、体外受精や顕微授精の実績があるクリニックでは、状況に応じた治療の選択肢を提示してくれる可能性も高いです。
私たちの場合も、「うちのクリニックでは男性不妊の患者は意外と多いんだよね。他の患者がこの前行ってた男性不妊専門の先生がいる病院があるよ」と紹介してもらったこともあります。
自分たちがまだ治療の方向性を決めきれてないとしても、そう言った視野を持っている医療機関にかかることで、悔いのない選択ができることもあります。
不妊治療は、周りに経験者が少なく、情報も限られていて、誰に相談すればいいかわからないことが多いです。
だからこそ、少しでも多くの選択肢を知り、必要な時に次の一手を打てる環境を選んでおくことが、後悔しない治療につながると思います。
④医師・看護師との相性は大切!
治療が長期になることもある不妊治療。
その中で、医師や看護師との信頼関係はとても重要です。
その中で、医師や看護師との信頼関係はとても重要です。
口コミを見ると「この先生はちょっと冷たい」「質問しづらい」とか「説明が丁寧だった」という、実際に通っている人の生の声を知ることができます。
実際に通った時のイメージがしやすいので、みておくといいと思います。
一度不信感を持ってしまうと、「本当にこのクリニックで大丈夫なんだろうか」「妊娠できないのはこの医師のせいかもしれない」と不安になってしまいます。
不妊治療は精神的負担もかなり大きいので、安心して身を任せられる雰囲気かどうかも大事なポイントです。
⑤治療実績もチェック
最近では、多くのクリニックのホームページで治療実績が公開されていて、
「今月は何件の体外受精を行い、何件が妊娠に至ったか」などの情報を簡単に確認できるようになっています。
先ほど「体外受精まで対応しているかどうかを確認しよう」と書きましたが、
ただ対応しているだけではなく、実際にどれだけの件数があって、どんな結果が出ているのかという実績も大切な判断材料になってくると思います。
結局のところ、「このクリニックで本当に治療を任せたいか」を自分たちで判断しなければなりません。
そのためには、自分たちの“熱量”をしっかり夫婦で話し合って、「ここまでやりたい」「ここまでなら続けられる」といった治療のスタンスを共有しておくことが大切です。
そして、その熱量をきちんと受け止めてくれるようなクリニック、自分たちが出来る限りのことをやって、
あとで「ここまでやってきて良かった」と思えるような病院を選ぶことが、後悔しないためのポイントになります。
中には「何回か体外受精を試したけれど効果が出ず、転院したらすぐに妊娠できた」という話もあります。
そういう体験談を聞くと「最初から治療実績のあるクリニックに行けていたら、時間も気持ちも少し違ったかもしれない」と思うんですよね。
だからこそ、「このクリニックなら、わからないことを任せても大丈夫」と信じられるかどうかを見極める意味でも、治療実績はしっかりみておくことをおすすめします。
3、他の人は気にする?でも私が「気にしなかった」クリニックのポイント
この内容は他の記事でも記載しているので簡単にお伝えします。
①受付の態度が悪い
正直、受付の対応についての不満はどのクリニックの口コミにも書かれている印象です。
確かに、気になるかもしれませんが、私は「妊娠で着るかどうかが一番大事」と考え、治療実績がしっかりしていれば問題ないと判断しました。
ただし、医師や看護師の対応が悪い場合は別。治療そのものへの不信感につながるので、そこは重視しています。
②待ち時間の長さ
「予約しても1時間以上待たされた」という声はよくあります。
実際に通ってみると、診察以外にも人工授精や採卵・移植などの処置が行われているため、どうしても時間が押してしまうことがあるのも実情です。
また、妊娠判定後の出血など、緊急性の高い患者が優先される場合もあります。
これはどこのクリニックでも起こりうることなので、私は最初から「待つのが前提」だと考えて、本屋仕事道具を持ち込んで時間を有効活用しています。
まとめ:後悔しないクリニック選びのために
まとめ:後悔しないクリニック選びのために
ここまで紹介してきて良かったポイントを踏まえてクリニックを選んだことで、実際に通い始めてから「やっぱりここにして良かった」と心から思えています。
治療がスムーズに進んだことはもちろん、途中で転院せずに済んだ安心感や、疑問や不安があったらすぐに相談できる環境は、心の支えになりました。
不妊治療は、クリニック選びがスタート地点です。
後悔のないスタートを切るためにも、自分のライフスタイルや治療方針に合ったクリニックを選ぶことがとても大切です。
この記事が、これからクリニック選びをされる方のヒントになれば嬉しいです。
以上、みにぼぼでした。