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2025年8月7日木曜日

【実体験】不妊治療と仕事の両立ができた6つの工夫

 
不妊治療と仕事の両立って、本当に大変ですよね。

体調の管理ももちろんですが、
特につらかったのがスケジュール管理です。

私の場合は夜勤ありのシフト制だったので、

「生理3日目以内に通院しないといけないけれど、その時連勤だったらどうしよう」
「急に早退するのは難しいし、代わりを探さなきゃいけないかも」
「採卵日などの重要な日が夜勤と重なったらどうしよう」

と常に不安でいっぱいでした。

けれど、工夫を重ねた結果、
実際は問題なく治療も仕事も続けることができました

そこで今回は、私が実際に試してうまくいった6つの工夫をご紹介します。

同じように「両立できるか不安…」と思っている方の心が、少しでも軽くなれば嬉しいです。


目次


①最寄駅から近く、通いやすいクリニックを選んだ
②定休日が少なく、夜まで診療しているクリニックにした
③複数の医師がいるクリニックを選んだ
④仕事をしていることを医師に伝え、スケジュール調整をしてもらった
⑤上司に治療のことを伝え、スケジュール表を共有した
⑥同僚にも治療のことを話して、早退しやすい環境を作った


①最寄駅から近く、通いやすいクリニックを選んだ


「仕事の日もそうでない日も通院しやすいクリニック」を選ぶことはとても大切です。きっと多くの方が同じように考えると思います。ただ、「友人が通っているから」とか「一駅先のクリニックのほうが治療実績が良いから」と、あえて通いづらい場所を選ぶ方もいらっしゃいます。

確かに、信頼できるクリニックを選ぶことは精神的にも安心できます。しかし、仕事と両立することを優先するなら、自宅や職場の最寄駅から近い場所を選ぶほうが無理なく続けられます。

不妊治療のステップにもよりますが、採卵の場合は月に7回も通院することがあります。また、日曜が定休日のクリニックが多いため、ほとんどの人が仕事の日に通院することになるでしょう。そのため、通院しやすいクリニックを選ぶことがとても大切なんです。


ある程度の治療実績があれば、必ずしも「大きな名の知れた」クリニックで治療を受ける必要はないと思っています。何より、待ち時間や予約の取りづらさがネックになることもあるからです。

ちなみに私は、夜勤前や夜勤明けに通院することもあったので、自宅の最寄り駅近くのクリニックを選びました。

もし平日昼間の勤務で、仕事の前後に通院できる職場なら、職場の最寄駅近くのクリニックを選ぶのも良いでしょう。

ただ、その場合でも、男性側の通院が必要になることを視野に入れておきましょう。クリニックの方針によって通院回数は異なりますが、治療方針の変更時や最初の検査のときなど、まったくないとは言い切れません。

その点も考慮しつつ、
・仕事後に自宅まで戻っていたら、クリニックの診療時間に間に合わない
・職場周辺には複数のクリニックがあるが、自宅周辺にはない

というケースなら、職場周辺のクリニックを選ぶのが良いかもしれません。

地域によっては通院できるクリニックが1駅以上離れてしまう場合もありますが、できるだけ近いほうが便利です。1駅乗るだけで、クリニックの診療時間に間に合わなくなることもあるからです。

とにかく、「仕事のスケジュールをどこまで調整できるか」「実際に通院できそうか」をシミュレーションして、無理なく通院できるクリニックを選びましょう



②定休日が少なく、夜まで診療しているクリニックにした


クリニックによって定休日はさまざまで、日曜日だけのところもあれば、水・日曜や金・日曜など、週に2日の定休日を設けているところもあります。定休日が自分の仕事の休みと重なると、スケジュール調整が非常に難しくなりますあらかじめチェックしておきましょう。

ちなみに、私の場合はシフト制だったため、どの曜日でも通院できるように、できるだけ休みの少ないクリニックを選びました。

また、診療時間も重要です。17時までのクリニックだと、仕事帰りに通院するのは難しくなります。中には19時や21時まで診療しているところもあるので、平日の通院が必ず仕事後になる方は、事前にしっかり確認しておきましょう


③複数の医師がいるクリニックを選んだ


複数の医師がいるクリニックを選ぶメリットはいくつかあります。
私が感じた主なメリットは2つです。

1つ目は、予約が取りやすいことです。

例えば、「今日生理が来た。3日以内に通院しないといけないけど、明日から連勤。今日なら仕事が休みだから行ける!」という急な状況。医師が1人だけのクリニックなら予約がいっぱいで断られる可能性があります。予約が取れたとしても、かなり待たされるでしょう。

しかし、私の通院していた複数の医師がいるクリニックでは、「担当の先生でなければ空いてますよ」と別の医師の予約枠に入れてもらえました。

基本的には、同じ医師に診てもらっていたため、たまに違う医師に診てもらう分には治療方針が変わることもなく、不信感を持つこともありませんでした。

2つ目は、「この先生は合わないな」と感じた場合に医師を変更できる点です。

複数の医師がいることで、治療方針が合わなかった場合でも、わざわざ転院せずに済むことは大きなメリットです。

私の場合、担当してくれた医師は仕事に理解がありましたが、急な通院で院長先生に診てもらった時、仕事とのスケジュール調整を相談すると嫌な顔をされることもありました。もし、担当が院長先生だったら、担当を変更してもらっていたと思います。

通院してみないと分からない部分もありますが、
口コミなどで事前に情報をチェックすることをおすすめします。


④仕事をしていることを医師に伝え、スケジュール調整をしてもらった


私は担当の医師が決まったとき、まず最初に治療と仕事に対する自分の考えを伝えました

「シフト制で急な通院が難しいこともあるけれど、夜勤の前後など平日に通院できる日もある」「仕事を辞めてまで治療するつもりはない」といったことです。

担当医は私の話を理解してくれて、スケジュール調整が必要なことを前提に対応してくれたので、とても助かりました。

次回の通院日を決めるときには、毎回「仕事があるもんね。○日~○日の間なら大丈夫だけど、いつがいい?」と、仕事があることを前提に声をかけてくれました。

また、採卵日の予定がどうしても合わない時には、「薬の量を調整して採卵日を2日ずらそう。その代わり、この日は通院して卵巣の状態を確認させてね」と提案してくれました。

もちろん、本来の治療スケジュールに従うことも大切だと理解しています。治療結果に影響することもあるからです。それでも、医師が仕事のスケジュール調整に前向きで、嫌な顔をせず柔軟に対応してくれたことで、仕事と治療の両立がとてもスムーズになりました

仕事をしていることを伝えることで、医師の提案も変わり、通院しやすくなる場合があります。「わかっているから言わなくていいだろう」と思わずに、治療の主体は自分たちなので、自分の考えをきちんと伝えていきましょう。

できれば「仕事をしている」だけでなく、
「朝なら通院できる」
「仕事の後のほうが通院しやすい」
「○曜日が休みだから必ず来られる」など、

具体的なことも伝えられると、医師も私たちに合った提案をしやすくなると思います。


⑤⑥職場への伝え方について


上司にも同僚にも共通して言えるのは、
不妊治療についてオープンでいたことです。

私は正直に不妊治療のことを伝えていたことで、
気を遣ってもらえることもありました。

また、オープンにしていたことで、
気まずさや重い空気になることもなく、
自然に不妊治療の話ができていました。

それぞれの具体的な対応については、
過去の記事で詳しく書いているので、ぜひこちらをご覧ください。



【まとめ】


不妊治療と仕事の両立は本当に難しく、不安がつきまといました。でも、クリニックの選び方や医師・職場との関わり方を工夫することで、意外となんとかなるものです。

この記事が、少しでも「頑張ってみようかな」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

以上、みにぼぼでした🙈


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