不妊治療を考えている方、もしくはすでに治療を始めている方。
「妊娠したい」気持ちが強いほど、「何かしなきゃ」と自分を追い込んでいませんか?
私は妊活を始めて2年目。不妊治療も1年以上続けています。
治療を始めたばかりの頃は、
「これをするといいらしい」「あれはダメみたい」とたくさん調べるうちに
余計に不安になったり、ストレスが溜まったりしていました。
でも、妊活・不妊治療は、すぐに結果が出るとは限らない“長期戦”。
だからこそ、私は「続けること」が一番大事だと思うようになりました。
そのためには、無理しない妊活・不妊治療がとても大切です。
そこで今回は、私が振り返ってみて、
あえてやらなかったこと、やらなくて良かったと感じたことを3つご紹介します。
頑張りすぎて疲れてしまった方、自分を追い込みがちな方にとって、
「これはやらなくても良さそう」と少し肩の力を抜けるきっかけになれば嬉しいです。
1、不妊治療の情報をあえてあまり調べなかった
不妊治療を始めるにあたって、ネットで色々調べる人も多いと思います。
実際に私も、最初は「どこのクリニックにしようかな?」と、たくさん調べて悩みました。
クリニック選びはとても大切なので、そこはしっかり調べて良かったなと思っています。
ただ、そのクリニックを選んだ後のことーー
例えば、検査内容とか、治療の進め方とか、
「どんなふうに進んでいくんだろう?」と気になって調べても、
正直その時点ではあまりピンと来なかったし、わからないことだらけでした。
でも、実際にクリニックに行ってみたら、医師も看護師もとても優しくて、
わからないことを聞けばひとつひとつ丁寧に説明してくれました。
「なんだ、こんなネットで調べなくても、病院でちゃんと教えてくれるんだ」って、
拍子抜けするくらい安心できました。
それからは、気になることがあれば、その場で医師に聞くようにしています。
自分1人で悩みすぎずに、クリニックに頼るという姿勢に切り替えたことで、
気持ちがかなり楽になりました。
ネットで情報を探していると、
どうしても「不安になること」や「悪い例」ばかりに目がいってしまいますよね。
自分でも気がつかないうちにそういう情報ばかりフィルターにかけて集めてしまって、
余計に落ち込んだり、不安になったり・・・。
でも、医師に「それは大丈夫」「こういう理由でやっていくからね」と説明してもらえると、
「あ、そうなんだ」「大丈夫なのかも」と安心できました。
だから私は、
あえて不妊治療について深く調べすぎないことも、ひとつの選択肢だと思っています。
もちろんそれは、クリニック選びで「信頼できるところ」に出会えたことが大きいです。
もし、「どんな病院を選べばいいか迷っている」という方は、
よかったらこちらの記事も参考にしてみてください。
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2、食事制限をしなかった
妊活中は「これは食べないほうがいい」「これは飲まないで」など、
食べ物や飲み物に関する情報がたくさん出てきますよね。
例えば、“生ものは避けたほうがいい”“アルコールはNG”“カフェインはやめるべき”など、
制限に関する話は本当に多いなと感じています。
でも私は「妊娠していない期間は、食べたい物・飲みたい物は我慢しない」と決めています。
なぜなら、妊活は短期間で結果が出るとは限らない長期戦。
2〜3ヶ月で妊娠できるなら我慢もできるかもしれませんが、
いつ終わるかわからないからこそ、ずっと気を張って制限し続けるのは本当にしんどいです。
「本当は食べたいのに我慢」「飲みたいのに控える」という状態が続くと、
心も身体もどんどん疲れてしまいます。
食事は生きるための手段として必要なことですが、
それ以上に、楽しみや幸せを感じる大切な時間だと思っています。
だからこそ、私は妊娠していない期間は、過度な食事制限はしないようにしています。
「生理が来たら、あのレストランに行ってみよう」
「今月は頑張ったから夫と晩酌をしよう」
そんな風に、妊活の中にも小さな楽しみやリフレッシュの時間を作っています。
無理をしないからこそ、長く妊活を続けるためのエネルギーが保てる。
ストレスを溜めすぎないことも、妊活・不妊治療においてとても大切です。
3、高すぎるサプリメントには手を出さなかった
妊活中って「赤ちゃんのために」と思って、つい色んなサプリに手を出したくなりますよね。
でも、私は高価なサプリは“本当に必要か?”をよく考えて選びました。
妊活ようのサプリってたくさんあるけど、
まず大事なのは「なんでサプリを飲むのか?」という目的。
私の場合は、葉酸を摂ることが一番の目的だったので、
葉酸がしっかり入っていて、続けやすい価格のものを選びました。
サプリも続けられることが大事。
高すぎると、途中でやめてしまうことにもなるし、それって本末転倒だなと思います。
私が選んだサプリメントについては、
語りたいことがたくさんあるので別記事にする予定です。
終わりに|“やらなかったことにも意味がある”
妊活って、周りと比べたり、ネットの情報に圧倒されたりして
「もっとちゃんとやらなきゃ」と焦ってしまいがち。
でも、自分にとって無理のないペースで続けることが大切です。
今回紹介した「やらなかったこと」は、
私が妊活を続けていくための“工夫”でもあり、心の余裕を保つために必要だった選択です。
もし、今情報に振り回されてしんどくなっている人がいたら、
「やらない」という選択肢もあっていいんだよと、この記事が届いてくれたら嬉しいです。
以上、みにぼぼでした。
みなさんの“あえてやらなかったこと“もXで教えてください!
待ってます!