妊活や不妊治療を頑張っている方へ。
「早く妊娠したい」と思う気持ちが強いほど、つい「これもしなきゃ、あれもやらなきゃ」と自分を追い込んでいませんか?
私自身も、治療を始めた頃は、ネットで「これをするといい」「あれはダメ」と調べるうちに、かえって不安やストレスが増えてしまうことがありました。
でも、妊活・不妊治療はすぐに結果が出るとは限らない長期戦です。だからこそ私は、短期間で結果を出そうと焦るのではなく、自分のペースで長く続けることが大事だと気づきました。
考え方を改めてからは、無理なく妊活・不妊治療を続けられるようになり、心のストレスもだいぶ軽減しています。
そこで今回は、私が妊活・不妊治療を続ける中であえてやらなかったこと・やらなくてよかったことを3つご紹介します。
頑張りすぎて疲れてしまった方や、自分を追い込みがちな方にとって、「これはやらなくて大丈夫かも」と少し肩の力を抜くきっかけになれば嬉しいです。
目次
1)不妊治療の情報は調べすぎないようにした
2)食事制限をしなかった3)高額なサプリには手を出さなかった
4)おわりに
1)不妊治療の情報は調べすぎないようにした
私も治療を始めた頃は「どんな検査をするの?」「治療はどう進むの?」とネットでたくさん調べていました。
でも、初めての不妊治療。調べたところでわからないことだらけでした。
知りたいことを調べるはずが、逆に疑問や不安が増えてしまう――そんなループから抜け出せず…。そこで、思い切って「気になることはクリニックで聞いてみよう」と考えを切り替えました。
実際にクリニックで医師や看護師に質問すると、一つひとつ丁寧に教えてもらえて、不安はぐっと和らいたんです。
不妊治療はわからないことが多いですが、クリニックでは初心者であることを理解したうえでわかりやすく説明してくれるので、どのネット情報よりも安心できます。
そして、自分で調べると、どうしても悪い情報ばかり目に入ってしまいますが、 クリニックで説明を受けることで、「これなら私も大丈夫かも」「確実に前に進めてるんだ」って前向きな気持ちで診察を終えることができたんです。
この経験から、不妊治療のことについてわからないことはたくさんあるけれど、あえて自分では調べすぎないほうがいいと気づきました。
🌱私が続けている小さなアクション
-
気になることは、その場でクリニックに質問しておく
- 家に帰ってから気になることが出てきたら、一度だけ調べてもok
- 追加で調べるのはやめて、次の診察で質問する
「全部自分がわかっておかないと」と一人で解決しようとすると本当に疲れてしまいます。頼れるところは頼ることで、無理なく妊活を続けられると改めて感じました。
私の場合は、自分が安心して任せられるクリニックを選べたことがとても大きかったです。
クリニックの選び方についてはこちらの記事で詳しく書いているので、合わせてご覧ください。
2)食事制限をしなかった
妊活中は、「これは食べないほうがいい」「これは飲まないで」といった情報がたくさんあります。
例えば、生ものは避けたほうがいい、アルコールはNG、カフェインは控える…など、制限に関する話は本当に多いです。
でも私は、「妊娠していない期間は、食べたいもの・飲みたいものは我慢しない」と決めています。
なぜなら、妊活は短期間で結果が出るとは限らない長期戦だからです。
2〜3ヶ月で妊娠できるなら我慢もできるかもしれませんが、いつ終わるかわからないままずっと制限し続けるのは、本当にしんどいのです。
「本当は食べたいのに我慢」「飲みたいのに控える」という状態が続くと、心も身体も疲れてしまいます。
食事は生きるための手段であると同時に、楽しみや幸せを感じる大切な時間でもあります。だから私は、過度な食事制限はしないようにしています。
食事は生きるための手段であると同時に、楽しみや幸せを感じる大切な時間でもあります。だから私は、過度な食事制限はしないようにしています。
🌱私が続けている小さなアクション
- 生理が来たら、手巻き寿司パーティーを楽しむ
- 高温期になる前の週末は、ワインに合う料理を楽しむ
- 妊娠が判明するまでは、1日1杯のコーヒー時間を楽しむ
- 夕食はその日の気分に合わせて作り、好きなものを楽しむ
無理をしないからこそ、妊活を続ける体力と気力が保てます。
ストレスを溜めすぎないことも、妊活・不妊治療にはとても大切です。
ストレスを溜めすぎないことも、妊活・不妊治療にはとても大切です。
3)高額なサプリには手を出さなかった
妊活中は「赤ちゃんのために」と思って、つい色々なサプリに手を出したくなりますよね。
でも、私は高価なサプリを選ぶ前に「本当に必要なのか?」をよく考えました。妊活用のサプリはたくさんありますが、大事なのは「なぜそのサプリを飲むのか」という目的です。
私の場合は、「赤ちゃんの神経管閉鎖障害を予防するために葉酸を摂る」ことが一番の目的でした。そのため、葉酸が必要量含まれていて、続けやすい価格のものを選びました。
いろいろな成分が入った魅力的なサプリもありますが、どれも妊娠率に直結するわけではありません。「少し高いけど、これで妊娠できるなら…」と思って買うのはやめました。
🌱私が続けている小さなアクション
- サプリを摂取する目的をはっきりさせる
- 目的にあったサプリを選ぶ(葉酸が必要量入っていればok)
- すぐに買い足せるようにドラッグストアで購入できるものから選ぶ
おわりに
妊活って、周りと比べたり、ネットの情報に圧倒されたりして、「もっとちゃんとやらなきゃ」と焦ってしまいがちです。
でも、自分にとって無理のないペースで続けることが大切です。
今回紹介した「やらなかったこと」は、私が妊活を続けるための“工夫”であり、心の余裕を保つために必要だった選択です。
もし今、情報に振り回されて疲れてしまっている方がいたら、「やらない」という選択肢もあるんだ、と知るだけでも気持ちが少し楽になるかもしれません。
以上、みにぼぼでした🙈
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