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2025年6月16日月曜日

【体外受精を迷うあなたへ】不安でも一歩踏み出せた私たちの話

 

はじめに:体外受精、迷っていませんか?


「タイミング法」や「人工授精」については気軽に話せるのに、
「体外受精」の話になると急に空気が重たくなるーー。

私は、そんな場面に何度も出会ってきました。

タイミング法、人工授精、体外受精。
どれも同じ“妊活の選択肢”のはずなのに、
なぜか体外受精だけが“特別枠”のように扱われてしまう。

おそらくそれは、多くの人にとってまだ「未知の世界」だから。

タイミング法・人工授精までは抵抗なかったけれど、
体外受精はまだちょっと怖いーー。
そう思っている方も、きっと多いはずです。


この記事では、体外受精を経験した私が、当時感じていたことや、やってみて分かったことを正直にお話します。
体外受精を迷っている方にとって、安心して前に進めるきっかけになれば嬉しいです。


そもそも体外受精を迷う理由って?


体外受精を迷う理由は人によってさまざまだと思いますが、
私が感じていた不安は、主に以下の3つです。


①お金の不安

「高額な治療費がかかりそう」という漠然としたイメージはあるものの、実際どれくらいかかるのかわからない。自費なのか保険適用なのかわかりづらく、トータルいくらかかるのかは病院によって記載が異なる。具体的な治療費が不明確だからこそ怖い。


②身体的な負担

人工授精までは内服薬だけで進めることも多いけれど、体外受精ではそれに加えて、注射、膣剤、貼付薬など多くの種類の薬を使う。また、採卵はビッグイベントで侵襲が大きい。薬の管理や副作用を乗り越えるためには、今まで以上に本気で向き合う必要がある。


③精神的な負担

お金や身体の負担が増える分、「成功してほしい」と期待してしまう。でも、結果が出るとは限らない。期待と不安で、心が疲弊する。


でも、私たちは迷わず進みました


少しだけ不安がありましたが、私たち夫婦はあまり迷わずに体外受精へ進みました。

それは、検査の結果「重度の男性不妊」と診断され、
医師から「体外受精をしても妊娠できるかどうかわからない」と言われたからです。

この時、私たちの選択肢は「体外受精に進む」か「子どもを諦めるか」か。
事実上、この2択しかないように感じました。

だから、「子どもを望むなら、とりあえずやるしかない」とすぐに決断できました。


それでも、最初から全部理解してたわけじゃない


体外受精に関して、全く知識がなかった私たち。
家に帰ってから、ネットで調べてみましたが、わからないことがわからない状態でした。

なんとなく、お金の負担・身体的負担・精神的負担があることはわかったけれど、
その不安も漠然としていて、「正体がわからないからこそ怖い」って感じでした。

当時、周りの友達は独身の子が多く、親族も遠方にいたため、相談できる相手はおらず、
結局、「もうやってみるしかない」「当たって砕けろ」と腹を括りました。


行動してみたら、案外なんとかなることも多かった


実際に病院に通い始めると、不安はぐっと減りました。

費用については、
「基本的に保険適用で進めていくから安心してね」
「採卵が〇〇円、それまでにかかる薬代が〇〇円で…」
と丁寧な説明を受けることができました。

また、毎回、医師の診察の後に、看護師と個別で話す時間があり、
薬の使い方、スケジュール管理、採卵当日の流れなどをその都度説明してもらえました。
わからないことはその場ですぐに教えてもらえるので、安心できました。

病院のスタッフは、患者が“何も知らない”ことを前提に接してくれます。

今振り返ると、あまり心配しなくても大丈夫だったなあと思います。


それでも迷っているあなたへ


もし今、「体外受精を始めるか迷っている」なら、
なぜ迷っているのかをはっきりさせましょう。

例えば
・今は人工授精を始めたばかりで、そこまで本気ではないけれど、なんとなく選択肢にある
・まだ若いから30歳まではタイミング法で頑張りたい。でもその後のことをぼんやり考えている

このように、“将来の可能性として迷っている”のであれば、
今は目の前のことに集中するでいいと思います。
体外受精に進む前に、妊娠できる可能性もたくさんあるからです。


でも、
・人工授精は6回やった。医師からステップアップ提案されてるけど、“なんか”不安
・周りの友達に体外受精やっている子なんていない。自分だけやるのはどうなんだろう

こんなふうに、“体外受精に進む手前で漠然とした不安を抱えている”のであれば、
行動に移すタイミングかもしれません。

私のように、始めてみれば「なんとかなる」方は多いと思います。


おわりに:体外受精は、すぐにできるものじゃないからこそ


私たちの場合、
検査1周期→採卵1周期→おやすみ1周期→移植
という流れで、実際に移植できるまでに4ヶ月かかりました。

そして、1回の移植で妊娠できるとは限らない。
そう考えると、早めに行動しておくことが大事だと思います。

以上、みにぼぼでした🙈


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