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2025年5月15日木曜日

【妊活の温度差】夫が無関心に見える…2年間で気づいた「伝え方の工夫」


妊活の話をしても、関心が薄い夫


「 妊活は夫婦ふたりのことなのに、なんでこんなに温度差があるんだろう」
私がそう感じたのは、不妊治療を始めてすぐのことでした。

例えば、病院に行った日に「採卵のスケジュールが決まった」と夫に報告しても
「いつ?」「⚪︎月⚪︎日?分かった」みたいな返事で終わり。

「スケジュール表ないの?」
「どんな薬使うの?」
「採卵ってどうやってやるの?」といった疑問はなし。

「妊活って2人のことなのに、なんであなたは興味がないの?」
「私は通院もして、痛い思いもしているのに。あなたは何をしているの?」

って正直イライラしました。


興味がないんじゃなくて「関わり方」がわからなかっただけ


妊活を続ける中で、少しずつわかってきたことがあります。
それは、夫は興味がないわけじゃないということ。

どこに共感すればいいのか、どう寄り添えばいいのか、何を言えば私が満足するのか、
それが分からなかっただけなんだと気づきました。

先ほどの、採卵の日程を報告したとき。
「いつ?」とだけ聞いてきて、それ以上の会話が続かず、私はイライラしていました。

そのことを夫に伝えてみるとーー

「採卵日は自分も関係するから把握しておこう」と思って『いつ?』って聞いた。
他のことを聞かなかったのは、あなたがしっかりしているから、
『任せておけば大丈夫』と思ったんだよね。
という返答が返ってきました。

「もっと一緒に考えてよ」「なんで他人事なの?」って感じていたけれど、
私を信頼して任せてくれていたと、いい意味でも捉えられるなって思いました。


夫の反応から考えた「関わり方のポイント」


試しに私から
「採卵当日って何するか知ってる?」
「どんな薬を使うか知ってる?」

と聞いてみたところーー

「え、わからない。何するの?」
「毎日注射やるの?痛そうだね」

と、ちゃんと反応がありました。

このやりとりから、夫は治療のことを自分事として想像できていないとわかりました。

「自分がやること」として落とし込めていないから、
最初の時点でいろいろ聞いてこなかったのだと思います。

本音を言えば、夫から「聞かせて」と言ってくれたら嬉しい。

でも、それはきっと難しい。

だからこそ、私から話を切り出すことが大事だと思いました。

そして、「話を聞いてほしい」だけではなく、
「こういう反応をしてくれたら嬉しい」と、具体的に伝える必要がある──そう感じました。


やってほしいことを具体的に説明したら、夫が変わった


そこで私は、夫に「こうして欲しい」と具体的に伝えてみました。

「私が話をした後に『〇〇があったんだね、大変だったね』って、おうむ返ししてほしんだ。おうむ返しされると、ちゃんと共感してくれた気がするから。
それに、私が治療で経験したことや考えたことは共有したいから、通院日は『今日は何したの?なんて言われたの?』って、とりあえず聞いてほしい」

すると、夫も変わってきました。

「今日は採卵後の検診だったね、どうだった?」
「特に問題なかったんだね、良かったよ」
「今後はどんなスケジュールなんだっけ?全然把握できてないや、ごめん」

このように、「共感+興味」が伝わるような関わり方をしてくれるようになったんです。


共感は「育てる」ものだと考えるようになった


最初は「なんでこんなことができないの?」ってイライラしました。
女同士なら、どんな時も「わかる!」って共感してくれるのに、夫にはそれができない…。

でも、考えてみると、
男性って「共感」や「寄り添いの会話」を経験してこなかった人も多いんですよね。

だから、私は「共感力は育てるもの」と考えるようになりました。

最初は0歳の赤ちゃんみたいな状態。
妊活2年目の今、ようやく“2歳”くらいです。

「見せかけの共感・興味」のような気もするけれど、
最初は“形”からでいいって割り切ることにしました。

“共感してくれない夫”にイライラするよりも、
“いつか自然にできるようになるならそれでいい”と長い目で見ています。

結婚生活は、この先何十年も続くもの。
母親のような目線で見守ることにしています。


興味を持てることを「任せる」のも一つの手


ちなみに、夫にも関心がある分野がありました。

それは「病院探し」や「費用面の調べもの」。

そういうことは率先して調べてくれるんです。

自分が関心を持ったことについては、ちゃんと自主的に動いてくれる。

「これは、夫なりに妊活に取り組んでいる姿なんだなあ」って思えました。


私が夫に伝えた大切な一言


そして、もうひとつ、私が夫に伝えた言葉があります。

「私は通院もして、痛い思いもして、心も身体も大変な思いをしている。
あなたができることは、私の“心の支え”でいてくれることなんだよ」

この言葉をきっかけに、夫の向き合い方が少し変わった気がします


まとめ:共感できない夫を責める前に、できることがあるかもしれない


妊活や不妊治療では、どうしても女性の負担が大きくなります。
通院、注射、採卵、妊娠──すべて女性の身体に関わること。

だからこそ、「自分事」として向き合わざるを得ません。

一方で、男性にとっては「実感が湧かない」というのが正直なところかもしれません。

さらに、男性社会には「共感する」文化があまりありません。

だから「ちゃんと聞いて!共感してよ!」と言われても、
どうすればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

私も最初はイライラばかりでした。

でも今は、「共感できないなら、共感できるように育てていこう」と思っています。

そして、「私の心の支えでいてくれることが、あなたにできることだよ」と伝えることで、夫も「自分の役割」や「関わり方」を少しずつ意識してくれるようになりました。

パートナーとの温度差に悩んでいる方へ──
もしかしたら、伝え方を少し変えるだけで、相手の反応も変わるかもしれません。

以上、みにぼぼでした🙈


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