妊活って、頑張れば頑張るほどしんどくなりますよね。
「もう疲れた…」「いつまで続ければいいの?」と、私自身も何度も思いました。
でも気づけば、私は2年以上妊活を続けられています。
もちろん順調ばかりではなく、落ち込んだり投げ出したくなったこともありました。
それでも続けてこられたのは、自分なりの工夫や考え方があったからだと思います。
今回は、そんな私の 「妊活を無理なく続けるための秘訣」 を3つご紹介します。
同じように「疲れた」と感じている方の心が、少しでも軽くなったら嬉しいです。
目次
1)頑張りすぎない―楽しんでできることだけで大丈夫
① 医師に言われたことを優先する
② 基本は「楽しめる範囲」で
③ サプリは最低限でOK
④ お金がかかるものは無理にやらない
2)ゴールを決める― ゴールがあるから走り切れる
① 自分たちなりのゴールを決める
② 途中経過を確認する
3)妊活以外の充実した時間を作る
①趣味ややりたかったことに夢中になる
②夫婦で楽しむ時間を積極的に作る
③今の「幸せ」を書き出してみる
4)まとめ
1)頑張りすぎない― 楽しんでできることだけで大丈夫
「早く妊娠したい」という気持ちが強ければ強いほど、
カフェインを控えたり、高価なサプリを試したり、
無理したり背伸びした行動をとってしまいがちです。
でも妊活は、すぐ終わる人もいれば長期戦になる人もいます。
無理をしていると、その疲れが積もって妊活自体がつらくなってしまいます。
だからこそ、がんばりすぎないことがとても大切なんです。
妊活は「頑張れば頑張るほど成果が出るもの」ではありません。
だからこそ、無理をせず、続けられる範囲でやることが大事です。
「妊活をやめないで続けられる」ことのほうが、ずっと価値があります。
①医師に言われたことを優先する
生活習慣を整えるといっても、方法はたくさんあります。
でも一番効果がある可能性が高いのは、医師に言われたことです。
私たち夫婦も重度の男性不妊と診断されて、
「精巣を温めないように」と言われました。
それから長風呂を控えたり、締め付けのある下着をやめたりしたら、
少しずつ精子の質が改善してきました。
「先生に言われたことを最優先にして良かった」と今でも思っています。
②基本は「楽しめる範囲」で
妊活の情報を見ていると、
「早寝早起きがいい」「栄養価の高い食事を」など、
やったほうがいいことは山ほど出てきます。
でも一気に取り入れると疲れてしまうんです。
たとえば「すべてオーガニック食品で」とか、絶対続きませんよね。
大事なのは、楽しく取り組める範囲でやること。
「妊活ついでに毎日30分散歩してみよう」など、
ポジティブに続けられることを選びましょう。
妊活に左右されず「結果的に健康的な生活になった」くらいでOKです。
③サプリは最低限でOK
ネットで調べると、妊活向けサプリが山ほど出てきますよね。
確かに、いろんな成分が入っているほうが見栄えはいいですが、
どれも妊娠率に直結するものではありません。
「少し高いけど、これで妊娠できるなら…」と思って買うならやめましょう。
私は結局、ドラッグストアで買える最低限の葉酸サプリに落ち着きました。
④お金がかかるものは無理にやらない
生活習慣と同じで、鍼灸やよもぎ蒸しなども、
「楽しくできているなら」続ければいいと思います。
でも「高いけれど、みんなやってるし…」と負担になるならやめてOKです。
私は「保険適用内で治療する」と決めているので、
オプション治療もあえてやっていません。
妊活中は、いろいろな選択肢で迷うことが多いです。
自分の中でルールを決めると気持ちが楽になりますよ。
2)ゴールを決める― ゴールがあるから走り切れる
妊活が長期戦になると、「とりあえず頑張って続けている」という方も多いのではないでしょうか。
でもそれは、ゴールの見えないマラソンのようなものです。
ゴールがわからないと、どこまで頑張ればいいのか、どんなペースで進めばいいのかが見えず、だんだん疲れ切ってしまいます。
だからこそ、妊活にも「自分なりのゴール」を設定することが大切です。
「ここまでやったら一度立ち止まる」「この治療を一区切りにする」など、自分のペースで緩急をつけながら走り切れるようにしましょう。
私たちの場合は「保険適用内の体外受精6回」をゴールにしました。
この理由や背景については、過去記事で詳しく書いています。良ければ参考にしてみてください。
👇私たちが「保険適用内の体外受精6回」をゴールにした理由
①自分たちなりのゴールを決める
「どの治療を何回やる」など、具体的に決めましょう。
一人では決められない方は、夫婦で相談して決めることがおすすめです。
話し合うことで、自分の考えが整理できたり、相手の考えを知れたりします。
今すぐ完璧に決められなくても大丈夫。現時点での目安として「ここまで頑張ろう」と設定すれば十分です。妊活を続ける中で、考えが変われば都度変更できます。
注意点として、ゴールを「妊娠・出産」だけにしてしまうと、達成感が得られず、疲弊してしまうことがあります。あくまで「自分たちが納得できる挑戦の区切り」をゴールにしましょう。
②途中経過を確認する
「妊活疲れたな」と感じたら、途中経過を振り返ってみましょう。
例えば、「体外受精6回まで」をゴールと決めていたとします。
もし今、2回まで進んでいるなら、「マラソンでいえば15km地点まで来られた」と前向きにとらえられるんです。
もし今、2回まで進んでいるなら、「マラソンでいえば15km地点まで来られた」と前向きにとらえられるんです。
病院に行ったり、夫婦で話し合ったりしていること自体が進歩です。
「何もできていないわけではない」と再確認することで、気持ちが少し楽になります。
誰しも、妊活を始めた時からは確実に進んでいます。
3)妊活以外の充実した時間を作る
妊活でなかなか結果が出ないと、「もっと頑張らなきゃ」「できることはないのか」と考えすぎて疲れてしまうことがあります。
でも、私たちの人生は妊活だけではありません。妊活で疲れたときは、妊活以外にも夢中になれることがあると、「子どもがいなくても充実した毎日を送れる」と実感できます。
そして、「子どもがいる=幸せ」ではないという考え方も大切です。子どもがいなくても、夫婦で過ごす時間や趣味に打ち込む時間を楽しめる人生は十分に幸せです。この視点を持つことで、妊活のプレッシャーに押しつぶされず、良い意味で緩く取り組めます。
①趣味ややりたかったことに夢中になる
妊活を頑張るのも大事ですが、もしうまくいかなかったとき、「あんなに頑張ったのに自分には何も残っていない…」となるのは惜しいですよね。
だからこそ、妊活以外にも夢中になれることを見つけましょう。
充実した時間があると、「子どもがいない人生もありかも」と前向きな気持ちになれます。
頭ではわかっていても心が追いつかないときは、まず行動してみることが大切です。
もし、やりたいことが見つからない場合は、過去の記事で紹介している例を参考に、自分に合うものを探してみてください。
私も仕事を辞めてから、やりたかったことにいろいろ挑戦して毎日を充実させています。好きなことに夢中になっていたら、自然と妊活のことばかりの日々から抜け出せていました。
実際に行動しないと意味がないので、さっそくスケジュールに組み込んでみましょう!
明日が来るのが楽しみになりますよ。
▼本を読む習慣:自分の好きな世界に没頭
▼ノート習慣:気持ちを吐き出してスッキリ
【妊活がつらい人へ】私は「ノート習慣」で心が整いました
【妊活がつらい人へ】私は「ノート習慣」で心が整いました
▼デジタルデトックス中の過ごし方5選
▼ちょっと女子力高い過ごし方5選
②夫婦で楽しむ時間を積極的に作る
妊活のことばかり考えていると、夫婦関係がぎくしゃくしてしまうことがあります。結婚当初は、子どもがいるかいないかではなく、相手が好きだから結婚したはずなのに、もったいないですよね。
それに、もし妊娠できたとしたら、2人の時間はもう戻ってきません。子どもがいないうちだからこそ楽しめることもあります。外食や旅行だけでなく、映画館やカフェも。今のうちに楽しんでおきましょう。
また、妊活がうまくいかなくても、この夫婦時間を充実させることは決して無駄ではありません。夫婦時間が充実しているからこそ、「この後の人生、別に子どもがいなくても2人でいれば幸せだよね」と再確認できるんです。
私自身も、「2人で過ごすのも贅沢できて悪くないよね」「毎年海外旅行も行けちゃうね」と、夫婦でウハウハしています。
「でも治療費でお金がない…」という方もいるかもしれません。私もそうです(笑)。
なので、私の普段の休日の過ごし方も載せておきます。参考にしてみてください。
👇【1人目妊活中】夫婦2人暮らしの休日の過ごし方
③今の「幸せ」を書き出してみる
妊活に夢中になると、つい「妊娠・出産=幸せ」と考えがちです。
私も周りの妊娠ラッシュに落ち込み、「自分は幸せじゃないのか」と悲しくなったことがあります。
でも、妊活を続ける中で、幸せかどうかは状況ではなく考え方次第だと気づきました。
仮に妊娠できたとしても、「無事出産できるかな」「健康な子かな」と悩みは尽きませんよね。
それに、私の友達の中には「夫が家事育児をしてくれなくてしんどい」「子どもの発達が心配」と苦しんでいる人もいるんです。
私としては「子どもがいるだけでいいじゃん」と思っていましたが、友達は私に対して「夫婦二人仲良しでいいな」「自分に時間やお金を使えていいな」と言ってきたこともありました。
結局、ないものねだりなんですよね。
みんなそれぞれ、良いことも悪いこともある。
だからこそ、自分の状況をどう捉えるかで幸福度は変わるんです。
自分を見つめなおすにおすすめなのが
――今の生活の中で「幸せだな」と感じる瞬間を書き出すことです。
ポイントは書き出すこと!
頭で考えているだけだと、今ある幸せをすっ飛ばして「でも、子どもがいないから…」とすぐにマイナス思考になってしまいます。冷静に、今の状況を客観的に見てましょう。
例えば私の場合は
・毎日、美味しいご飯やお酒を楽しめる
・趣味に没頭できる
・好きなタイミングで旅行に行ける
・子どもがいる人生、子どもがいない人生、まだどちらも選べる状況
・夫婦仲がいい
こうして書き出すと「子どもがいなくても今は幸せ」と実感できます。
今の状況を客観的に見て幸せを感じられると、妊活も良い意味で緩く続けられるんです。
4)まとめ
私たちは今でも子どもをあきらめたわけではありません。
子どもが欲しいからこそ、妊活を続けています。
でも少しずつ、「子どもがいない人生」や「ふたりだけの暮らし」も前向きに考えられるようになってきました。これは、私にとってとても大切な心の変化でした。
妊活をしていると、「子どもができないと意味がない」と考えてしまいがちですが、それでは本当に疲れてしまいます。
子どもができるかどうかは、自分たちの力だけではコントロールできないからです。
だからこそ、妊活を続ける上で大切なのは
・無理なく、苦痛なく、楽しく続けられること
・ゴールに向かって着実に進んでいる感覚を持つこと
・子どもがいなくても、今の生活が充実していると心から思えること
・ゴールに向かって着実に進んでいる感覚を持つこと
・子どもがいなくても、今の生活が充実していると心から思えること
この記事で紹介した考え方や行動例を参考にすると、
妊活を前向きに続けやすくなると思います。
一緒に無理なく妊活を続けていきましょう。
以上、みにぼぼでした🙈
🌱 あなたにおすすめの記事 🌱
▼妊娠報告がつらいならコレ
▼友達との距離感に悩んだらコレ
▼妊婦や子連れに心を乱されなくなった理由3つ
また、下のタグ🏷️からも気になるテーマを探せます。