「妊活をもっと頑張りたいのに、夫が協力してくれない…」と悩んでいませんか?
本来、妊活は夫婦で一緒に取り組むものですが、実際は女性側の負担が大きく、あなたもつらい思いをしているかもしれません。
そんな状況を変えようと、ネットでいろいろ調べてみると、「子どもについて話し合いましょう」「タイミングの伝え方を工夫しましょう」といった方法が出てきます。
でも、それって本当に、“あなたの旦那さん”に合った方法なのでしょうか。
実際は、夫婦の状況や夫の気持ちによって、効果的なアプローチは変わってきますよね。相手に合った方法を試す前に、夫婦関係がギクシャクしてしまったら、もったいないです。
そこでこの記事では、「妊活に協力してくれない夫」を4つのタイプに分け、それぞれに合ったアプローチ方法をまとめてみました。
旦那さんに当てはめながら読んでいただき、これからの妊活をより前向きに進めるきっかけになれば嬉しいです。
目次
- これまで「子どもが欲しいかどうか」を深く考えてこなかった
- 「なんとなく欲しいかな~」とは思っていても、具体的な時期までは考えていない
2. 自分のことでいっぱいいっぱいなタイプ
- 仕事や趣味など自分のことを優先し、妊活まで考える余裕がない
- 自分の気分で動くため、妊活に協力できないことが多い
3. いつかできると思っているタイプ
- 「子どもは欲しい」と思っているものの、そこまで熱量は高くなく、「そのうちできるでしょ」と考えている
- 「妻をこれ以上追い詰めたくない」と思い、あえてこの言葉を使うこともある
- 自然に任せたいと思っており、不妊治療までして子どもを欲しいとは考えていない可能性もある
4. 現実と向き合うのが嫌なタイプ
- 「ちゃんと妊活に向き合わないといけない」と頭ではわかっていても、実際に行動を変えるのは面倒に感じている
- 「もし自分が原因だったらどうしよう」と考えるのが怖くて、現実に向き合えない
5. まとめ
1. 子どもについて具体的に考えていないタイプ
タイプの特徴
- これまで「子どもが欲しいかどうか」を深く考えてこなかった
- 「なんとなく欲しいかな~」とは思っていても、具体的な時期までは考えていない
このタイプは、子どもに関してこれまで深く考えてこなかったため、考えが漠然としています。良くも悪くも、自分の意見がまだ定まっていない状態です。
言動例
- 夫に「子どもが欲しいね」と声をかけても、「そうだね」と相槌を打つだけ
- 夫なりの「子どもに対する考え方」を聞いたことがない
- 「○○がやりたいならやろう」と、どこか他人事なそぶりがある
このタイプは自分の考えを持っていないため、相手の意見に流されがちです。協力してくれることはあっても、自分から行動を起こすことはほとんどなく、虚しさを感じることもあります。
アプローチ方法
子どもに関する熱量を確認しましょう。
例:
「いつかになるかはわからないけれど、絶対に欲しい」
「今、そこまで欲しいとは思ってない。今後もそうかも」
「今できてもいいけど、別にできなくてもいい」
例:
「いつかになるかはわからないけれど、絶対に欲しい」
「今、そこまで欲しいとは思ってない。今後もそうかも」
「今できてもいいけど、別にできなくてもいい」
🌱 妊活の情報を提示する 🌱
🌱 逆算して考えさせる 🌱
「60歳になったら何してる?」「子どもはその時何歳だといい?」と逆算して考えてもらいましょう。先延ばしにするのではなく、今考える必要があることを自覚させましょう。
🌱 「今の時点ではどうしたいのか」を決める🌱
「また考えといてね」で話し合いを終わりにしてしまうと、いつになっても向き合わない可能性があるので、一旦「今の時点ではどうしたいのか」を決めるようにしましょう。都度修正できることも伝え、定期的に話し合いましょう。
🌱 自分のペースで進めることもできますが… 🌱
それでも「○○に合わせる」とだけ言う場合は、自分のペースで進めてもOK。ですが、「夫にも自主的に動いてもらいたい」という願いは叶わない可能性が高いです。夫に「自分にも関係あることだ」と自覚を持ってもらえるよう、2人の意見をすり合わせることをおすすめします。
2. 自分のことでいっぱいいっぱいなタイプ
タイプの特徴
- 仕事や趣味など自分のことを優先し、妊活まで考える余裕がない
- 自分の気分で動くため、妊活に協力できないことが多い
このタイプは、「だって急な残業が入ったんだからしょうがないじゃん」「別に会社の飲み会くらい酒を飲んでもいいだろ」と、自分の都合を押し付けてきがち。こちらの言いたいことはなかなか伝わらず、話し合いが平行線になりやすいです。また、「次はちゃんとやるから」と話していたのにもかかわらず、実際そのときになると「今日は仕事で疲れたから無理」と、約束を守れないことが多いです。
言動例
- 「今日は仕事で疲れたから無理」「今日は気分じゃなくなった」とタイミングを断る
- 「電子タバコならいいじゃん」「俺、サプリなんか飲まなくたっていいし」とこちらの話は一切聞かない
- 「妊活に協力する」と言っていても、結局行動に変化がない
アプローチ方法
「排卵日3日前になったらそこから1週間は1日おきにタイミングをとろう」など、あらかじめ「これだけは守って!」という線引きを夫婦で話し合い、合意をとっておきましょう。
🌱 医療の力で負担を減らす 🌱
🌱 ちょっと厳しいですが… 🌱
このタイプは、自分自身の機嫌を取るだけで精一杯なので、あなたのことや妊活のことなんか考えている余裕がないんです。だから、仮に妊娠・出産できたとしても「お前がやりたいって言ったんだろ」と何もしてくれない可能性もあります。私だったらこのまま進むのはちょっと怖いです。
3. いつかできると思っているタイプ
タイプの特徴
- 「子どもは欲しい」と思っているものの、そこまで熱量は高くなく、「そのうちできるでしょ」と考えている
- 「妻をこれ以上追い詰めたくない」と思い、あえてこの言葉を使うこともある
- 自然に任せたいと思っており、不妊治療までして子どもを欲しいとは考えていない可能性もある
言動例
- 「そのうちできるでしょ」「そんなに頑張らなくても大丈夫だって」と言う
- こちらが落ち込んでいるときも、どこか楽観的な様子
アプローチ方法
🌱 「そのうちできるでしょ」の理由を聞く 🌱
言葉の通り「そのうちできるでしょ」と思っている場合は、客観的な情報を示しながら説明するのが効果的です。女性は妊活に関して見聞きする機会が多く、つい「あの夫婦も苦労したらしいから…」と感情を交えて話してしまいがちです。しかし、夫にしてみれば「俺はそんな話聞いたことない」となってしまうので、2人の話は平行線になってしまいます。そこで、最適なタイミングの頻度、男女の不妊原因の割合、妊娠率の年齢による変化などを、数字や統計を用いて論理的に説明してみましょう。感情を交えず、事実ベースで話すことで、夫も納得しやすくなります。
「これ以上、妻が落ち込まないように、明るくふるまわなきゃ」と夫なりに気遣ってくれているつもりでも、妻が求めている対応と違えば、不満やすれ違いが生まれてしまいます。この場合は、自分がやってほしいことを具体的に伝えるのが効果的です。妻を気遣う気持ちがあるので、妻のしてほしいことがわかればその通りに動いてくれます。
ですが、「寄り添って」「共感して」と言うだけでは、何が寄り添いで、何が共感にあたるのかわからないので、求めていたものとは違う言動が返ってくる可能性があります。なので、「『生理が来て悲しかった』と言ったら、『そうなんだね、悲しいね』とこちらの感情を受け止めてほしい」などと具体的に示すようにしましょう。
夫の考えが「自然に任せればいい」「できなかったらそれでいい」「子どもは必ずしも必要ではない」だった場合、妊活に熱量を感じないのは当たり前ですよね。もしあなたも同じ考えなら問題ありませんが、「絶対に子どもが欲しい」「自分たちの力で無理なら医療の力にも頼ってみたい」と思うなら、一度じっくり話し合い、お互いの気持ちや希望をすり合わせることが大切です。
4. 現実と向き合うのが嫌なタイプ
タイプの特徴
- 「ちゃんと妊活に向き合わないといけない」と頭ではわかっていても、実際に行動を変えるのは面倒に感じている
- 「もし自分が原因だったらどうしよう」と考えるのが怖くて、現実に向き合えない
言動例
- 「面倒くさい」「お金がかかる」などと理由をつけて、妊活や検査をしたがらない
- 妊活の話題を避ける、話をそらす
- 根拠のない「大丈夫だよ」を連発する
アプローチ方法
🌱 「めんどくさい」派には、「めんどくさい」で対抗する 🌱
「めんどくさい」と言う人は、何を言っても「めんどくさい」で返してきます。この場合は、“こっちの方がめんどくさくないよ” と示すのが効果的です。
例:「確かに病院に行くのはお金かかるけど、ダラダラ自己流を続けて、繰り返し排卵検査薬を買う方が、むしろ高くつくかも」や「確かに排卵日を気にしてタイミングを増やすのは大変だけど、新たに病院を探して通う方が面倒じゃない?」など。
🌱 「怖い・不安」派には、安心できる関係づくりを 🌱
妊活そのものよりも夫婦関係の構築を優先しましょう。「二人なら何があっても乗り越えていけるよね」という絆を深めることが大切です。旅行や趣味など妊活以外のことも楽しんで、「二人でも十分幸せ」と思える関係を築けば、プレッシャーも和らぎます。
5. まとめ
お気づきかもしれませんが、協力してくれない夫は「このタイプだ!」と1つだけに絞られるのではなく、複合的な傾向を持っていることが多いです。例えば、最初は「めんどくさい」で突き通していたのに、こちらが説得し続けると「俺は疲れているんだ」と話し合いを遮ろうとする、なんてこともよくあります。
ですので、それぞれのパターンごとの対処法を紹介しましたが、結局はいろいろな方法を検討する必要があります。共通して大切なのは、夫としっかり向き合い、「なぜその言葉を使ったのか」を知ることです。言葉そのものよりも、夫の考えを理解することが、こちらの対応方法を決める上で重要になります。
もしかしたら、この記事で対処方法を考えるよりも、直接話し合って本音を知る方が、早く解決できるかもしれません。この記事をきっかけに、ぜひ相手と向き合ってみてください。
以上、みにぼぼでした🙈
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