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2025年5月8日木曜日

妊活を始めるのが遅かったけれど、全く後悔していない私の4つの理由


「妊活、もっと早く始めればよかった…」
そんな後悔の声を、最近よく耳にするようになりました。

私自身も妊活を始めたのは、結婚してから2年半後のこと。現在は妊活3年目です。未だに一人目を出産できていませんが、それでも 全く後悔していません

今回は、私が 不妊治療をしている今でも妊活を始めるのが遅かったことを全く後悔していない理由」を4つご紹介します。

妊活をもっと早く始めればよかったと悩んでいる方にとって、「そういう考え方もあるんだ」と、自分を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。



目次


理由1:「早く始めたら苦労しない」というわけではないから
理由2:妊活を遅らせたからこそ、手に入れたものがあるから
理由3:「子どもがいなくても幸せ」という価値観を知ることができたから
理由4:メリハリをつけた結果、有意義な時間を過ごせたから
まとめ



理由1:「早く始めたら苦労しない」というわけではないから


妊活3年目でうまくいっていない私たちの状況を見ると、「ほら、やっぱり早く始めたほうが良かったんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。でも私は、この状況を全く後悔していません。

なぜなら、妊活を早く始めたとしても、この苦戦している期間は短縮されないと考えているからです。

私の妊活歴はざっくり言うと、「自己流を試す → 病院に行く決心をする → 検査 → 重度の男性不妊と診断 → 体外受精開始」という流れ。
私たちは結婚してから2年半後に妊活を開始しましたが、仮に結婚後すぐに妊活を開始してたとしても、このプロセスは変わらないんですよね。「妊活を早めたところで、たどる道は同じ。近道はない」と思っています。

もちろん、妊活を2年半早めた場合、「34歳で授かるところを、32歳で授かれた」という可能性はあります。でもやっぱり、妊活期間自体は大きく変わらないんです。例えば、5年間の妊活なら、29~34歳で苦労するのか、27~32歳で苦労するのかの違いにすぎません。要するに、「いつ苦労するかの違い」なんです。

また、もし早めに妊活を開始して、すぐに結果が出たとしたら、「もう少し自分たちの時間を楽しんでから妊活を始めてもよかったなあ」と思っていたかもしれません。

結局、どちらを選んでも後悔する可能性はあるのです。だから、「こうすればよかった」と考え続けるより、今できることに目を向ける方が現実的です。だって、あくまでも「いつ苦労するか」の違いであって、「早く始めたら苦労しない」というわけではないから



理由2:妊活を遅らせたからこそ、手に入れたものがあるから


確かに、妊活を早めることで妊娠率は上がるかもしれません。ただ、妊活を早める分、諦めなければならないことが出てくる可能性もあります

私たちは妊活を遅らせた分、国内外の旅行など、やりたいことを思いっきり楽しむことができました。その思い出は、今でも大切な財産です。もし妊活を早めていたら、この経験はできなかったでしょう。だから、「妊活を早く始めていたら経験できなかったことが経験できた」と前向きに捉えられています。

「もっと早く始めていればよかった」と思う方も、きっと代わりに手に入れたものがあるはずです。そのことを忘れないでほしい。

今が一番若いとき。この時間を妊活に捧げるもよし、他のやりたいことに使うもよしです。妊活は若いほうが有利ですが、それは人生のあらゆる選択にも言えることです。
興味関心や体力だけではなく、社会情勢だって常に変化します。なので、子育てが落ち着いた後に旅行に行こうとしても、今行ける場所・行きたい場所と、30年後の行ける場所・行きたい場所は、絶対に違いますよね。

だから、妊活を遅らせた分、手に入れたものがあるのなら、そこまで落ち込む必要はないんです。



理由3:「子どもがいなくても幸せ」という価値観を知ることができたから


私が妊活を始めるのが遅かったけれど後悔していない一番の理由は、妊活を始めるまでの二人の時間を経て、子どもがいない人生を具体的に想像できたことです。

結婚するまでは、なんとなく「子どもは持つもの」と思っていました。でも二人の時間をたくさん経験したことで、「子どもがいないまま、二人で生活するのも一つの選択肢なんだ」と気づくことができました。

夫婦二人だけの人生なら、
・自由に旅行できる
・好きな時に美味しいご飯やお酒を楽しめる
・お金や時間を自分たちの好きなことに使える

このような子どもがいないプラスの側面を身をもって体験できたのです。

よく「子どもがいるからこそ、見られる世界がある」と言いますが、それと同じように、子どもがいないからこそ、できることだってあるんです。「子どもがいない」のはマイナスの側面ばかりではありません。もしかしたら、子どもで苦労している人から見れば、「子どもがいなかった頃に戻りたい」と羨ましがられるかもしれないんです。

こう考えると、子どもの有無で人生の豊かさは決められないよなと思うんです。どちらの人生だって、充実した日々を送れるはず。そして今の私たちは、どちらの人生を選んでもいい立場にあると思うと、「10年後の私たちはどんな風に過ごしているのかな」とワクワクします

さらに、この価値観に気づけたおかげで、子どもに不必要に固執せず、良い意味で楽観的に不妊治療を取り組むことができています

だから、妊活を始めるまでの時間は無駄ではなく、「子どもがいなくても幸せ」という価値観を気づかせてくれた大事な時間だったのです。



理由4:メリハリをつけた結果、有意義な時間を過ごせたから


私たちは「二人の時間」と「妊活」を同時に進めるのではなく、それぞれ順番に取り組むことにしました。まずは思いっきり二人の時間を楽しみ、そのあとに妊活をスタートしたのです。

こうして、メリハリをつけたおかげで、妊活を始めたときは「全力でやろう」という気持ちで臨めました。実際、タイミング法を3カ月試してうまくいかなかった時点で、迷わず不妊治療クリニックに行く決断ができました。その結果、重度の男性不妊が判明し、すぐに体外受精へ進むことができました。夫婦共に20代だった私たち、お互い自覚症状がない中で、かなり早めの行動をとることができたのです。

もし「二人の時間」と「妊活」を同時に進めていたら、「まだ旅行も楽しみたいし…」「そのうち妊娠できるかもしれないし…」と病院に行くのを先延ばしにしていたでしょう。そのまま、自己流の妊活を続け、時間だけが過ぎていたかもしれません。もしかしたら、今の今まで病院に行けていないかもしれません。二人の時間もそこそこ、妊活もそこそこなんて、なんだかもったいないですよね。

だからこそ、私たちは「二人の時間」と「妊活」を区切って行動して本当によかったです。メリハリをつけることで、「二人の時間」は惜しみなく全力で楽しめたし、「妊活」だって最短で治療をスタートすることができました

時間の長さより、時間の濃さ。これからの時間を有意義に使えれば、後で振り返ったときに後悔がなくなります。今できることを全力でやってみましょう。



まとめ


今回は、「妊活を始めたのが遅かったけれど、全く後悔していない私の4つの理由」をお話ししてきました。
  1. 「早く始めたら苦労しない」というわけではないから
  2. 妊活を遅らせたからこそ、手に入れたものがあるから
  3. 「子どもがいなくても幸せ」という価値観を知ることができたから
  4. メリハリをつけた結果、有意義な時間を過ごせたから
どれも私にとっては大きな学びでした。もう一度人生をやり直せたとしても、妊活を早めることはないでしょう。

この記事が、みなさんにとって、「私もこれでよかったんだ」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

以上、みにぼぼでした🙈


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