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2025年7月27日日曜日

【体験談】妊娠16週での流産。義父母もあれだけ心配と言ってくれていたのに…。

 
不妊治療でようやく授かった命。
けれど、妊娠16週で「赤ちゃんの心臓が止まっていますね」と言われた。

「今日の定期検診で性別がわかるかもって言われていたのに…」
「顕微授精までして授かったのに…」
「なんで私が?」
「原因は?なんでこんなことになるの?」

当時は本当に本当に苦しかった。
立ち直るには、とても時間がかかりました。



もちろん、周りの人たちもみんな心配してくれました。

特に、義父母には不妊治療のことも話していたので、流産の話をした時は一緒に悲しんでくれました。
新幹線の距離なのに、仕事を休んで駆けつけてくれて、火葬も立ち会ってくれました。

「赤ちゃんは私にとって3人目の孫だよ」
「棺に入れるお花を用意したよ」

義父母は私の赤ちゃんを1人の孫として接してくれました。
本当に嬉しかった。
赤ちゃんのことは本当に残念だけれど、周りの人に恵まれたなと、改めて感じることができました。



そんな優しい義父母ですが、義父母の言動に傷ついた経験もあります。


実は、流産の数ヶ月前に、義姉の第二子が誕生していました。

流産直後はその話をされることはありませんでしたが、1ヶ月経った頃には、その話を何度も聞かされることになりました。

「第二子は36週で生まれてきてしまった。少し早かったけれど、臍の緒が絡まっていたみたい。生命力ってすごいね。母子共に無事で本当にラッキーだった」と。

ちなみに第二子は、私の赤ちゃんと同じ学年になる予定でした。
だから余計に「義姉はラッキーだった」と言われて比べられている気持ちで複雑でした。

そして
「流産の時にあれだけ私たちのことを心配と言ってくれていたのに、1ヶ月経ったらその気持ちは薄れてしまうんだ」
「私の流産より義姉の第二子が無事だったって話の方が、義父母にとっては大きいエピソードなんだな。だから私の気持ちなんか考えずに、義姉の第二子の話ばかりするんだ」
「仮に不妊治療を再開しても無事に出産までたどり着くかわからないのに。私には自分の子を抱けないかもしれない未来もあるのに。どうしてずっと第二子の話をするんだろう」
と悲しくなりました。

確かに、無事に生まれてきてくれて本当に良かったと思う。
けれど、私は不妊治療を経てやっとの思いで授かれた命を失ったばかり。
100%おめでとう良かったねの気持ちで、その話を聞くことができなかったです。



義父母が私たちのことを心配してくれていた気持ちに嘘はないはず。
けれど時間が経って、その熱量が少しずつ小さくなったんだと思います。

生きていると本当に色んなことがある。
自分のことで精一杯。
だから、他人のことなんてずっと考えていられない。

義父母もそうだったはずです。

あの流産から1年経った今は、そうやって考えられる。
けれど、あの時私には余裕がなかった。
義姉は義姉、私は私。って考えられなかった。

義父母が悪いわけじゃない。
私が悪いわけでもない。

言動は受け取る側の状況で、嬉しいことも悲しいこともあるってこと、改めて知ることができました。



私は今でも不妊治療を続けています。

治療を続けていく中で、また他人の言動で傷つくことがあるはずです。
もし、またそのような場面に遭遇したら、自分の身は自分で守っていきたいです。

「相手は自分の気持ちをわかってくれるだろう」
「相手は自分の立場を考慮して関わってくれるだろう」

そんなふうに相手に期待すると、勝手に裏切られた気持ちになってしまいます。

自分の気持ちを無期限で抱えてあげられるのは、自分しかいません。


みなさんも、自分の気持ちに素直になって日々を過ごしていきましょう!


以上、みにぼぼでした🙈


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