仕事を辞めて不妊治療に専念したい。でも、お金が心配で踏み切れない──そんな方も多いのではないでしょうか。私も仕事を辞めるまでは「専業主婦になったら、お金に苦労するんだろうな」と思っていました。
ところが、実際に辞めて家計簿を見直してみたら、意外にも黒字になっていたんです。「あれ、意外とやっていけるんだ」って驚いたし、なんとなく感じていたお金の不安も消えていきました。
だからこそ、同じように悩んでいる方にも安心してもらえるかもしれないと思い、今回、私の家計簿を公開することにしました。実際の支出だけでなく、私なりの節約ポイントもご紹介するので、少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
1. 実際の家計簿を公開します
2. 項目ごとの節約ポイント
①住居費
②医療費③食費④水道光熱費⑤通信費⑥衣服・美容院⑦交際費⑧日用品⑨税金⑩娯楽費
3. まとめ|専業主婦でも黒字家計は可能!
1. 実際の家計簿を公開します
まずは、「移植周期だった1か月」の支出の内訳をご紹介します。
不妊治療中の家計のリアルはこんな感じです。
住居費 : 60,660円
医療費 : 57,430円
食費 : 44,416円
水道光熱費 : 7,296円
通信費 : 6,857円
衣服・美容院: 5,990円
交際費 : 5,308円
日用品 : 3,329円
交通費 : 1,000円
税金 : 450円
娯楽費 : 0円
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合計 :192,736円
「娯楽費が0円⁉」と驚かれるかもしれませんが、ちゃんと理由があります。それは、趣味である”旅行”の計画を立てるのが難しいからです。
私たち夫婦の共通の趣味である”旅行”は、できれば毎月したいと思っていますが、不妊治療中は通院日が読めないことが多く、旅行の計画を立てるのが難しいんです。
特にこの「移植周期」は、大事な時期だったこともあり、旅行には行かなかったので、全体の出費も抑えられました。
逆に、「お休み周期」は気兼ねなく旅行に行けるので、娯楽費が増えます。参考までに、「お休み周期の1か月」も載せておきますね。
住居費 : 60,660円
医療費 : 0円
食費 : 32,143円
水道光熱費 : 10,249円
通信費 : 6,868円
衣服・美容院: 7,440円
交際費 : 800円
日用品 : 3,767円
交通費 : 21,000円
税金 : 27,110円
娯楽費 : 27,684円
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合計 :197,721円
2人暮らしの平均支出額は、家賃を除いて25万円ほどと言われています。そう考えると、家賃を入れて月20万円弱でやりくりしている我が家は、かなり倹約できているなと思います。
2. 項目ごとの節約ポイント
それでは、私たちが実際に意識している節約ポイントを、項目ごとにご紹介します。
①住居費
- 毎月の住宅ローンの支払額です。
- 賃貸の方が生涯コストは安いと言われますが、夫の希望で購入しました。
- 家計を圧迫しないよう、できる限り頭金を入れて、月々の支払額や完済までの利子を抑えています。
- さらに、住宅ローンに付帯する保険で夫の傷害保険などをまかなうことで、別途保険を契約せずに済むようにしています。計算してみたら、このほうが安く済みました。
②医療費
- 「節約ポイント」はありませんが、不妊治療に関するお金の制度はしっかり活用しています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。👉不妊治療が月2万5,000円で済んだ理由|高額療養費制度だけじゃない!付加給付制度とは?
③食費
- 安いスーパーの近くに住んでいます。食費は固定費みたいなものなので、これが結構大事!
- 基本的には自炊しています。外食は旅行のときだけです。
- 夫が出社するときは、お弁当と水筒を持たせています。
- 記念日などの特別な日も、自宅で工夫して特別感を演出しています。例えば、1本500円のワインを料理に合わせて飲み分けたり、間接照明やキャンドルで雰囲気作りをしたり。一見豪華に見えますが、外食と比べると手頃な価格で満足感が得られるのでおすすめです。
④水道光熱費
- 「電気やガス代」は1年ごとに見直し、お得なキャンペーンがあるところに乗り換えています。特に、新生活のシーズンはお得なキャンペーンが多く出てます。私たちは現在「1年間基本料0円」というキャンペーンを利用しています。
- 夏場のエアコンを我慢するのは難しいですが、冬場は厚着をして極力エアコンやこたつを使わないようにしています。夫婦ともに部屋着用でウルトラライトダウンを用意し、愛用しています。
⑤通信費
- Wi-Fi代:約5000円
- 夫のスマホ代:1000円~2000円(外出頻度が高く、外出先でもよく使うため、少し高めのプラン)
- 私のスマホ代:0円(外出頻度が少なく、外出先でもほとんど使わないので「povo」を利用。「1年間で12GB使えて5,800円のプラン」が私にはピッタリ)
- このように、それぞれの使い方に合わせて、通信キャリアやプランを使い分けています。
⑥衣服・美容院
- 衣服は「10年先も着たいか」を基準にして、必ず試着してから購入しています。少しでも「なんか違う」と思ったら買いません。そのおかげで無駄買いが減り、長く愛用しているお気に入りの服だけが残っています。
- 美容院は、夫が1か月半に1回、私は4か月に1回の頻度で通っています。二人ともパーマやカラーはしないので、スタイルが長持ちして結果的にコスパが良いです。
⑦交際費
- 私たち夫婦は、自分から積極的に友達を誘って食事に行くことがほとんどないので、交際費はかなり抑えめです。お互いに年5回程度です。
⑧日用品
- 近所のドラッグストアの中で、最も安いお店で購入しています。
⑨税金
- 引き落としできない請求書は「paypayカード」から「au pay」にチャージしてから支払っています。
- そもそも、我が家の普段の支払いは、ポイントがたまりやすい「paypayカード」を使っています。
- 請求書の支払いも同じように「paypayカード」を使ってもいいのですが、その場合はポイントが付かないんです。
- そこで、一度「paypayカード」から「au pay」にチャージしてから支払うようにしています。こうすることで、チャージ分のポイントをゲットできます。
- また、「au pay」で請求書を支払えば、さらにポイントをゲットできるかもしれない抽選にエントリーできるんです。
- 我が家にとっては、これが一番お得な請求書払いの方法になっています。(2025年10月現在の方法です)
⑩娯楽費
- 節約ポイントは特にありません。
- ただ、意識しているのは「不妊治療を頑張るとき」と「趣味の旅行を楽しむとき」でメリハリをつけること。旅行などの特別な機会には、節約を気にせずしっかり楽しむようにしています。
3. まとめ|専業主婦でも黒字家計は可能!
今回ご紹介したように、私たちは無理に節約しているわけではありません。本当に使いたいところには惜しみなく使い、使わなくてもいいところには使わない、とメリハリをつけることで家計をやりくりしています。
不妊治療中の専業主婦でも、工夫次第で黒字家計は十分可能です。
ぜひ皆さんも、家計を見直して、お金の不安を少しずつ減らしていきましょう。
以上、みにぼぼでした🙈
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