「流産後の生理はいつ来るんだろう」「いつから妊活を再開できるんだろう」と、不安になっていませんか?
私自身も3度の流産(8週、13週、16週)を経験していますが、最初の流産の時は、まさにこの不安に苦しめられました。
医師などの専門家の記事を見ると、「このくらいの時期から妊活再開できる」という目安が書かれていますが、当時の私は「本当にその時期に始められるの?」「実際の事例を見てみたい」とリアルな体験を知りたかったんです。
不安を解消するために、体験談を探し続けましたが、ほとんど見つかりませんでした。なんだか、「流産を経験したのはお前だけだ」と言われている気分でとても辛かったのを、今でも覚えています。
そこで今回は、私が実際に経験した流産後から妊活再開までの過程をご紹介します。私の身体に起きた変化や医師に言われたこと、そして、やっておいて良かったこともお伝えしますので、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
今回は、3度の流産の中でも「8週の流産」について中心にお話ししていきます。
目次
2. 妊活再開までの流れ
-手術から数日間
-手術の1週間後
-手術の1か月後
3. 妊活の再開時期が変わった!
-自己流妊活の場合
-不妊治療の場合
4. 妊活再開までにやってよかったこと
-染色体検査を受ける-基礎体温をつける-好きなものを食べる
5. まとめ
1. 流産後の生理はいつ来る?
医師からは、
- 流産後の生理は、だいたい1か月前後で来ることが多い
- ただ、ホルモンバランスの乱れなどで多少ずれ込むこともある
- 流産後に2か月待っても生理が来ない場合は病院を受診してね
と説明を受けていました。
私の場合、赤ちゃんがお腹からいなくなった日を1日目とすると、8週の流産の時は33日目に生理が来ました。
普段の生理周期が31〜34日なので、いつも通りのタイミングです。
ちなみに、13週の時は34日目、16週の時は32日目に生理が来ています。
どの流産も、普段の周期とほぼ同じ日数で生理が来たので、「いつもと同じだ」「身体が元に戻ったのかも」と安心できました。
2. 妊活再開までの流れ
手術から数日間
8週の流産のときの処置方法は「吸引法」でした。
手術が終わった直後から出血量は少なかったです。数日後には完全に止まっていました。
手術の1週間後
子宮の中がきれいになっているか診てもらいました。
内容物が残っている場合は追加の処置が必要になることもありますが、私の場合は「追加の処置は必要なし」と判断され、その後の診察は不要となりました。
内容物が残っている場合は追加の処置が必要になることもありますが、私の場合は「追加の処置は必要なし」と判断され、その後の診察は不要となりました。
この時、医師からは次のように説明を受けました。
「子宮の中はきれいになっているから安心してね。次の生理が来たら妊活再開しても大丈夫だよ。
でも、もし2カ月待っても生理が来なかったら、身体が元に戻っていない可能性があるから、もう一回来てね」
でも、もし2カ月待っても生理が来なかったら、身体が元に戻っていない可能性があるから、もう一回来てね」
手術の1か月後
生理が来てくれたので、妊活を再開することができました。
3. 妊活の再開時期が変わった!
手術から1か月が経ち、無事に生理も来たので、妊活を再開できることになりました。
ただし、正確に言うとこれは「自己流の妊活は再開できる」という意味です。
ただし、正確に言うとこれは「自己流の妊活は再開できる」という意味です。
自己流妊活の場合
↓ わたしが医師から受けた説明
- 「生理が来た=身体が元に戻った」という可能性が高いので、妊活を再開してもOK。
- もし身体が完全に回復していなかった場合でも、そういう場合は「妊娠しない」ので、妊活を控える必要はなし。
- 逆に妊娠した場合は、「身体が元に戻り、妊娠できる状態になった」という証拠にもなる。
不妊治療の場合
↓ わたしが医師から受けた説明
- 自己流妊活とは違い、医療の力を使って妊娠を目指すため、身体が完全に回復するまでは治療を再開できない。
- ホルモン剤などの薬を使うのは、身体にムチを打っているようなものなので、回復を待ってから治療を再開する。
そのため、治療自体は手術から2回目の生理が来た”2か月後”に再開しました。
ただし、自己流の妊活は問題なしとのことだったので、治療ができない期間もタイミングを取ったりしていました。
4. 妊活再開までにやってよかったこと
染色体検査を受ける
染色体検査を受けてよかった理由は、大きく2つあります。
1. 気持ちの整理がつきやすかった
私が8週の流産を経験したのは、16週の流産を経験した後のことでした。
そのとき(16週の流産)は、赤ちゃんの染色体に問題はなく、私の体質(プロテインS活性が34%と低値)が原因だろうと説明を受けていたんです。
だから、8週の流産がわかった時は「また私のせいでダメになってしまったんだ…」と絶望していました。
でも、染色体検査を受けてみたところ、「9トリソミー」、つまり赤ちゃんの染色体異常が原因であることが分かりました。
確かに、流産はしないに越したことはありません。
でも、この結果を受けて、「自分のせいじゃなかった」って少しホッとしたんです。
もし、染色体検査を受けていなかったら、「どうして8週の子は流産になってしまったんだろう」「もしかしたら私のせいだったのかも」と一生悩み続けたかもしれません。
”流産の原因が分かった”ことで、「私のせいじゃなかった」「また頑張れば次こそは赤ちゃんを抱っこできるかも」と前を向くことができました。
2. 次の妊活で流産を繰り返さないための対策が取れる
もし、8週の流産が最初の流産だったら、私は染色体検査を受けていなかったと思います。それくらい初期流産はよくあることで、原因の多くが、赤ちゃんの染色体異常だからです。
実際、私もすべての流産で染色体検査を受け、赤ちゃんに問題が見つからなかった場合は、自分自身の検査を受けました。
その結果、16週の時は「プロテインS活性が34%で低値」、13週の時は「抗リン脂質抗体症候群」と診断され、赤ちゃんがダメになってしまう体質がそれぞれ見つかっています。
現在は、その結果を踏まえて、医師の指示のもと、内服薬や注射で“流産を防ぐ治療”を続けています。
その結果、16週の時は「プロテインS活性が34%で低値」、13週の時は「抗リン脂質抗体症候群」と診断され、赤ちゃんがダメになってしまう体質がそれぞれ見つかっています。
現在は、その結果を踏まえて、医師の指示のもと、内服薬や注射で“流産を防ぐ治療”を続けています。
3度も流産をしているので、説得力がないように聞こえるかもしれません。
でも、1回目の検査では正常だった項目が、次の流産のときには引っかかっているので、仕方ないんです。私なりに、一つ一つできることを見つけて前に進んでいます。
このように、染色体検査を受けることが“次につながるきっかけ”になることもあります。
「もうこんな思いをしたくない」「今回の流産を次に活かしたい」と思ったときは、一度検討してみてください。
基礎体温をつける
流産後の身体は、ホルモンバランスが崩れていることも多いです。
そこで私は、その回復の目安として、基礎体温をつけることにしました。
そこで私は、その回復の目安として、基礎体温をつけることにしました。
私の場合、どの流産のときも、最初の生理まではグラフがガタガタでしたが、2周期目からは高温期・低温期がはっきり分かれるようになっています。毎回このグラフを見て「身体が元に戻ったんだな」と自信を持つことができているんです。
医師から「子宮がきれいになった」と言われることで、ある程度の安心は得られますが、やはり自分の目で身体の回復を確認できたことで、安心感がさらに増しました。
好きなものを食べる
流産後は、「なんで流産してしまったんだろう」「早く次に進みたい」「またあの子を取り戻したい」という気持ちが強くなります。
でも、そんな気持ちとは裏腹に、妊活ができない日々が続くので、本当にもどかしいんです。
そこで私は、この期間を「人生のボーナスタイム」と割り切って、思う存分食事を楽しむことにしています。
妊活を再開したら、またいろいろと制限が出ますし、妊娠したらつわりで食事も十分にとれなくなります。だからこの期間は、生ものやお酒など、好き放題やっています。
こうしてメリハリをつけることで、「また次も頑張ろう」という気持ちが湧いてくるんです。
「今この瞬間に全力で向き合う」という気持ちが、前に進むためのエネルギーになっているのかもしれません。
5. まとめ
この記事には、私が当時知りたかったことをぎゅっと詰め込みました。
もちろん、その時の私がこれを読むことはできません。
でも、この記事を読んでいる方にとって、何か気づきを得たり、先を見通せたり、安心できたりする、そんな記事になっていたら、とても嬉しいです。
以上、みにぼぼでした🙈
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