精液検査を受けることになったとき、どんな流れで進むのか、仕事が忙しくても大丈夫か、注意することはあるのか、などの疑問が出てきませんか?
確かに、病院のサイトには検査の概要や結果の見方が記載されていますが、実際に体験した人のリアルな声はあまり書かれておらず、不安が解消されない方も多いでしょう。
そこで今回は、精液検査を受けた夫本人に、当日の動きや検査の感想や注意点を聞いてみたので、体験談としてまとめてみました。
男性目線のリアルな声を知りたい方や、夫にどう説明しようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
目次
1)検査の流れ
①容器を受け取る②予約する③自宅で採精する④クリニックに持参する⑤結果を聞く
2)費用
3)夫の正直な感想
①容器について
②検体提出のとき
③通院について
4)まとめ
1)検査の流れ
私たちは不妊治療クリニックの初診で、「まずはいろいろと検査をしてみましょう」「ご主人の検査は、血液検査と精液検査です」と言われ、精液検査を受けることになりました。
検査は、 ①容器を受け取る → ②予約する → ③自宅で採精する → ④クリニックに持参する → ⑤結果を聞く という流れでした。
①容器を受け取る
- 精液検査を提案された日(初診日)に、採精用の容器を受け取りました。
- 不妊治療クリニックでは、医師の診察の後に、看護師との個別面談があり、検査の説明や次の診察までにすることを丁寧に教えてもらえます。初心者前提でわかりやすく説明してもらえるので、あまり身構えなくても大丈夫です。
- この時も、検査の説明を個別で受けられたので、わからないことはすべて質問できて安心できました。
②予約する
- 事前に予約が必要です。
- 私たちの通院しているクリニックでは「2日前まで」に連絡すればOKでした。
- そのため、夫の仕事の予定が直前までわからなくても、容器を受け取り、説明さえ聞いていれば、後から電話で予約することができました。
- 女性の検査よりも、スケジュール調整がしやすかったです。
③自宅で採精する
- 基本は自宅で採精です。
- 採精後は、2時間以内にクリニックに提出する必要がありました。
- クリニックが遠方の場合は、クリニック内で採精できることもあります。
- ただし、事前に相談が必要です。
- また、採精室がないクリニックもあるので、注意しましょう。
- 夫の感想「病院だと緊張しそうだから、家でできてよかった」
④クリニックに持参する
- 妻が持参してもOKです。
- 人肌の温度で管理する必要があります。
- 私たちは秋冬だったので、ジャケットのポケットに入れて、傾けないよう手で支えつつ、温めながら持参しました。
⑤結果を聞く
- 提出から30分〜2時間で結果が出ます。
- 都合が合わなければ、提出日とは別の日に聞くことも可能です。
- 医師に相談すれば、夫がいなくても妻だけで結果を聞くことができました。
- 夫の感想「待合室は女性が多くて肩身が狭いので、男性一人で行くより、奥さんと一緒に来院するのがおすすめ」
2)費用
私たちの場合は、2,860円でした。
初めての検査は自費になるので、クリニックによって金額に差があります。
3)夫の正直な感想
①容器について
採精容器はプッチンプリンの容器のような形をしていました。普段と勝手が違いますが、何とかなります。
取りこぼしなく入れる必要がるので、不安な方は事前に練習してもいいかもしれません(笑)
②検体提出のとき
受付で容器を提出するのは少し緊張しましたが、実際は健康診断で尿や便を出すのと同じ感覚でした。スタッフも慣れている様子なので、特に恥ずかしいことはありませんでした。
③通院について
不妊治療を始めてみて思いましたが、男性が通院する機会はほとんどありません。女性に任せきりになりがちです。
だから、仕事でどうしても行けない場合以外は、自分も病院に行って精液検査の結果を聞くほうがいいと思います。
さらに、自分が主体的に動くことで、妻に「やる気」を示すこともできます(笑)
(妻の声「なんだそれ、ちゃんとやる気出せよ」)
4)まとめ
初めての検査は、わからないことだらけで不安ですよね。でも、クリニックのスタッフはそれを理解してくれていて、1から丁寧に説明してくれます。安心して検査に臨んで大丈夫です。
それに、検査の結果によっては、妊活の方向性が大きく変わることもあります。私たちの場合、この検査で「重度の男性不妊」がわかり、自己流の妊活から体外受精(顕微授精)へ大きくステップアップすることになりました。
夫婦にとって大事な検査です。勇気を出して受けてみましょう。
以上、みにぼぼでした🙈
🌱 あなたにおすすめの記事 🌱
▼シリンジ法について夫に聞いてみた!
▼夫婦の温度差の原因は〇〇だった!
▼夫が妊活に関心がなさそうに見えるならコレ試してみて!
▼夫が変わった!不妊治療を始めるときの本音
また、下のタグ🏷️からも気になるテーマを探せます。