妊活でクリニックに通っていると「卵管造影検査を受けてみましょう」と提案されたことはありませんか?
私もそのうちの1人でした。ただ、ネットで調べれば調べるほど「痛かった」「二度とやりたくない」なんて言葉が出てきて、正直すごく不安になりました。「本当に痛かったらどうしよう」って前日からドキドキしっぱなしでした。
でも、実際に受けてみたら、思っていたよりずっと楽で、「検査をして良かったな」と思える体験になりました。
今回はその時の様子を、痛みの感じ方や検査の流れ、費用、終わった後の気持ちまで、詳しくお話ししていきたいと思います。
検査前は「痛い」という言葉にすごくビビった
「卵管造影は痛い」と聞いていたので、すごくビビっていました。「どのくらい痛いんだろう」「叫んじゃったりしないかな」って、心配ばかりが先立ってしまって・・・。
でも、今振り返ると「あの時はビビりすぎてたな」「考えすぎ」って感じです。あの時、こういう体験談を読んでいたら、もう少し落ち着いて検査を受けられたんじゃないかと思います。
検査中の痛みは「我慢できる下腹部の圧迫感」だった
ちなみに、検査の流れはこんな感じ👇
①内診台に乗って造影チューブを入れる
②台を降りて、隣の撮影ブースに歩いて移動
③造影剤を流して、レントゲン撮影
④チューブを抜いて終了
全部で3分くらいで終わった印象です。予想よりずっとスムーズで、あっという間でした。
この“チューブを入れる時”に痛みを感じましたが、体感10秒くらいです。チューブを固定した後は痛みを感じませんでした。検査が終わり、チューブを抜くときも、痛くなかったです。
チューブを入れる時の痛みについては、下痢のような下腹部の鈍い痛みという感じでした。「肛門から5cm程度奥をグーっと押されているような感覚」が近いかもしれません。痛みはゼロではないけれど、我慢できる程度でした。
チューブの挿入中は、力を入れると余計に痛く感じるかもしれないので、リラックスを心がけるといいと思います。深呼吸、特に、“息を長めに吐くこと”を意識すると、お腹に力が入りづらくておすすめです。
卵管が詰まっていると痛みが強くなることも
医師から検査の前に説明を受けたのですが、卵管が詰まっている方は、造影剤が通る時に痛みが強くなることがあるそうです。私の場合は、卵管に詰まりがなかったため、造影剤がスムーズに通り、痛みを感じなかったのかもしれません。
それから、「造影剤を入れると身体がポカポカする」と聞いていたけれど、私は「言われてみれば?」くらいの感覚でした。
検査後すぐに結果が聞けたのも安心ポイント
検査が終わった後は、すぐに着替えて診察室に戻り、その場で医師が画像を見ながら結果を説明してくれました。
「卵管も詰まっていないし、子宮の形も綺麗でしたね」と言われて「この検査は問題なくて良かった!」と安心できました。
費用は3割負担で5,690円だった
この日の検査費用は、抗生剤の処方も含めて5,690円(3割負担)でした。クリニックによって多少違いはあると思いますが、「思ったより高くなかった」という印象です。
やってみて良かったと思える検査だった
私たち夫婦は不妊治療中に、夫の転勤により、県をまたぐ引越しを経験しました。そのため、通院していたクリニックを一度変えています。
初めに通院していたクリニックでは、最初の検査で夫の男性不妊が判明し、すぐに体外受精へのステップアップが必要になりました。その段階で、医師から卵管造影検査の説明がなかったし、私もその検査をよく知らなかったので、卵管造影検査は受けていませんでした。今思えば、体外受精では、卵巣から直接採卵するため、「卵管の通りはあまり関係ない」「検査は最重要ではない」と判断されていたのかもしれません。
でも、引越し先の新しいクリニックでは「卵管の通りだけではなく、子宮の形も確認できる」という説明を受けました。子宮の形に異常があると、着床や妊娠の継続に影響する場合もあるとのこと。
もちろん、多少の形の違いがあっても、無事に出産されている方もいますが、「一度きちんとみておくことで、不安をひとつ減らすことができる」と聞き、受けてみることにしたんです。
実際に検査を受けてみると、思ったよりも痛みは軽く、検査も短時間で終了。結果としては、卵管の詰まりもなく、子宮の形にも問題なしとのことで、本当に安心感が得られました。
まとめ:卵管造影は不安を減らすための大切な検査かもしれない
きっとこのページを読んでいる方は、妊活初心者というよりも、不妊治療に本格的に足を踏み入れた方だと思います。治療を始める前の“いくつかの検査を受けるタイミング”で、「卵管造影ってどんな感じ?」と聞き慣れない検査に不安になっているのではないでしょうか。
そんな中、ネットで「卵管造影は痛い」と見て心配する方も多いと思います。でも、全員が「すごく痛い」と感じるわけではありません。私の場合は、「またやれ」と言われても「はい、わかりました」と言えるくらいの痛みでした。
また、「卵管が詰まっていて痛みを感じた」という方が、検査後に卵管の通りが良くなって妊娠につながったという話も聞いたことがあります。
だからこそ、この検査は「自分の身体を知るチャンス」「妊娠した後の不安をひとつでも減らすことができる」「検査のおかげで妊娠できるかも」と考えて、前向きに受けてほしいです。
以上、みにぼぼでした🙈
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