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2025年6月3日火曜日

妊活中に友達から妊娠報告。どう受け止めたらいい?私の経験と気づき


妊活中、友達から妊娠報告を受けた。
「おめでとう」と言えたけれど、心の中は複雑だった。

そんな経験ありませんか?

私は妊活を始めて2年が経とうとしています。
これまでに、友達からの妊娠報告を何度も経験しました。
その度に、心がざわついていたんですよね。

「なんで私たちはできないんだろう」
「私だって頑張っているのに」

お祝いしたい気持ちもある。
でも、それと同時に、悲しみや悔しさも込み上げてくる。
そんな自分が少し嫌いになりそうでした。

でも、あることをきっかけに、以前ほど負の感情に引っ張られなくなったんです。

今回は、そのきっかけと心境の変化についてお話しします。
「おめでとう」と「悔しい」の間で苦しんでいる方にとって、少しでも心が軽くなるヒントになれば嬉しいです。


妊娠報告を素直に喜べない自分がつらかった


今まで、いろいろな友達から妊娠報告を受けてきました。

特に複雑な気持ちになったのは、
「2人目ができたんだ」とか「計画通りに妊娠できたよ」という報告を受けた時でした。

もちろん、その友達が悪いわけではない。
でも、どうしても「私だけ取り残されている」ような気持ちになってしまって…。

友達は、計画通りに妊娠できている。
反対に私は、不妊治療を受けていて、時間もお金もかけている。
だから、スムーズに妊娠できている友達とのギャップに苦しみました。

「どうして私たちだけうまくいかないの?」
「なんでこんなに不平等なんだろう」

そんなことを思ってしまって、
「おめでとう」という気持ちよりも、
悲しさ・悔しさ・虚しさ・焦りの方が強くなってしまいました。

本当は心から「おめでとう」って言いたいし、
「人は人、自分は自分」って頭では分かっているつもり。

でも、そんな気持ちとは裏腹に、負の感情を抱いてしまう自分に、
「なんで私はこんなに心が狭いんだろう」って自己嫌悪に陥りました。

それに、この悲しさや悔しさを否定してしまうと、
今まで頑張ってきた自分まで否定してしまいそうで、それもまた苦しかったです。


会ってみて分かった。妊娠・出産=幸せとは限らない


ある日、妊娠・出産を経験した友達と久しぶりに再会する機会がありました。
出産から半年が経ち、「そろそろ会わない?」って誘われたタイミングでした。

正直、最初はあまり気が進まなかったんです。
「相手はもうすぐ1歳になる子どもがいる」「それと比べて自分は何も進んでない…」
って、気持ちにブレーキがかかりました。

でも、「相手が育休中じゃないと今後会いづらいだろうし」と思って、せっかくだからと会うことにしたんです。

すると、友達はこんなことを話してくれました。

「旦那が家事も育児も手伝ってくれなくて本当につらいんだよね」
「保育園に入れるか不安。家計が厳しいから産後復帰はマストだし…どうしよう」
「上の子の発達が気になってるんだよね。ほら、暴力的だし落ち着きないし…」

その言葉を聞いた時に、私はハッとしました。

「妊娠・出産できるだけで幸せじゃん」って思っていたけれど、そうじゃないんだな。
むしろ、出産後にはまた別の悩みや不安が生まれるんだなって、友達の真剣に悩む姿を見て思い知らされたんです。


妊娠はゴールじゃない。悩みは続いていく。


確かに、私自身、妊娠できたとしても

「流産しないかな」
「無事出産できるかな」
「元気な子が生まれてくるかな
「ちゃんと育つのかな」
「夫婦関係はこのままでいられるのかな」
「2人目不妊で悩むのかな」

って、不安は次から次へと出てくる気がしています。

当時の私は、「妊娠することがゴール」だと思い込んでいて、
簡単に妊娠できる友達を羨ましく思っていました。
でも、実際はそうじゃないって気付かされたんですよね。

もしかしたら、友達は旦那さんの協力が得られないまま、24時間赤ちゃんに付きっきりで、
孤独な中で必死に子育てしているかもしれない。
「こんな大変なら産まなきゃ良かった」と思ってしまう日があるかもしれない。
逆に、私と夫が仲良くしている話を聞いて、羨ましいなと思っているかもしれない。

そう考えたら、「妊娠・出産した」という話だけで、
「それと比べて自分は不幸なんだ」と決めつけなくていいんじゃないかなと、考えるようになりました。

私は今、“妊活がうまくいかない”という悩みと向き合っているけれど、
友達もまた“子育て”という別のステージで、別の悩みと向き合っている。
悩みの種類が違うだけで、みんなそれぞれ不安の中で必死に生きているんだなって思えるようになりました。

だから今では、妊娠報告を受けた時、
以前のように、傷ついたり落ち込んだりすることは減りました。
もちろん、多少は心が揺れるけれど、
「おめでとう、私も私で頑張らなきゃ!」って、
少しだけ前向きに受け止められるようになりました。


妊娠報告を受けてつらい時は、距離をとってもいい


私の友達はみんな、私のことを気遣ってくれたのか、
妊娠報告と出産報告以外はそっとしておいてくれたし、
昔と変わらないタイミングで「会わない?」と自然に誘ってくれました。

でも、もしこれが、妊娠報告の後に

「つわりが本当にしんどくて〜」
「性別がわかりました!」
「胎動がひどくて眠れない」

と、妊娠の話を頻繁に報告してくる友達だったら、距離をとっていたと思います。

いい友達ばかりとは限らないですよね。
必要な時は、距離を置く選択を取ることも、自分を守る上で大事なことだと思います。


最後に:自分を守れるのは自分だけ


友達の妊娠報告に、心から「おめでとう」と言えない自分が嫌だ
そう思うのは、あなたが優しい人だからこそだとおもうんです。
相手のことを大切に思っているからこそ、苦しくなるんですよね。
でも、そんな自分をどうか責めないでほしい。
自分を守れるのは自分だけです。

本当にしんどい時は、距離を置くこともひとつの手段です。
それは決して「逃げ」ではなく、「自分を守る」方法です。

でも、もし「距離を置きたいと思ってしまう自分も嫌だ」と感じているなら、
今回の私の話が少しでも参考になれば嬉しいです。

人は「現状をより良くしたい」と思うほど、不安や悩みが湧き出てきます。
だから、あなたが羨ましいと感じている友達も
実は想像している以上に、不安や悩みの中と戦っているかもしれません。
「別のステージにいるだけで、違う敵と戦っている」と思えば、
少しは気持ちが楽になるかもしれません。

友達思いの優しいあなたが、ふっと軽くなる瞬間が訪れますように。

以上、みにぼぼでした🙈


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